特許
J-GLOBAL ID:200903073011169727

プラスチックのヒートシール条件の決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-303130
公開番号(公開出願番号):特開2000-094523
出願日: 1998年09月21日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】プラスチック材料のヒートシール条件の設定は、実際の設備を長時間生産休止させ、大量の資材を用意して、多くの人手をかけて、加熱ブロックの設定温度を順次変更して、ヒートシールされた試験片を引っ張り試験や観察によって行われている個々の資材毎の溶着面温度上昇データを使用すれば、ヒートシール条件の設定が簡易化、廉価にできる【解決手段】(1)実験室の加熱装置の表面を実際と同様のカバーを施す(2)加熱ブロックの表面温度を10°C程度に順次変更する(3)微細温度センサーを溶着面に挟み込んで、溶着面温度上昇を直接高速計測、記録する(4)得られたデータ群から所望の溶着面温度と圧着時間の組み合わせを読み取る(5)表面温度を実際装置で実現し、所定の溶着温度のヒートシール条件で運転することで、従来の費用のかかる面倒な作業を省略する
請求項(抜粋):
ヒートシールにおける加熱体の温度設定と圧着時間の決定を少量のサンプルと試験室の加熱圧着装置を用いて次の方法で決定する(1)サンプル材料の溶着面に微細センサーを挟み込み溶着面温度を自動的に記憶又は、記録する(2)試験装置の加熱体の表面には、実際の設備に装着するテフロンテープ等の表層材と同一の表層材を装着する(3)加熱体の表面温度は高い精度で調節し、溶着推定温度より高い温度で、10°C程度の間隔で順次、設定変更の加熱を行う(4)各表面加熱温度毎に、対象試料を圧着加熱し、溶着面温度を経時記憶又は、記録する(5)各測定結果を縦軸に温度、横軸の時間をとった一枚のグラフ紙上に転記する(6)所望の溶着面温度を選択し、グラフ上に横線を入れる(7)実機の運転速度から得られる圧着時間をグラフ上に写し、この圧着時間と所望の溶着面温度の交点を通る溶着面温度曲線の表面温度から必要な加熱温度を得る(8)被加熱表層材の耐熱性から、加熱温度に制限をする場合は、所望の溶着面温度と制限温度から選択される加熱体の表面温度の交点から加熱時間を決定する(9)得られた加熱体の表面温度は、実際の設備の表面温度と調節設定温度の相違を補正して実際の温度設定条件に変換する
IPC (3件):
B29C 65/02 ,  B65B 51/10 ,  B29L 22:00
FI (2件):
B29C 65/02 ,  B65B 51/10 Z
Fターム (25件):
3E094CA06 ,  3E094FA30 ,  3E094GA01 ,  3E094GA02 ,  3E094HA08 ,  3E094HA11 ,  3E094HA12 ,  4F211AA11 ,  4F211AD05 ,  4F211AD08 ,  4F211AG07 ,  4F211AH54 ,  4F211AP05 ,  4F211AR06 ,  4F211AR11 ,  4F211TA01 ,  4F211TC09 ,  4F211TC17 ,  4F211TD11 ,  4F211TH10 ,  4F211TN07 ,  4F211TQ03 ,  4F211TQ04 ,  4F211TQ06 ,  4F211TQ10
引用特許:
審査官引用 (6件)
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