特許
J-GLOBAL ID:200903073204326072

適応制御装置および振動台

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-018590
公開番号(公開出願番号):特開2002-221466
出願日: 2001年01月26日
公開日(公表日): 2002年08月09日
要約:
【要約】【課題】 適応フィルタで所望の周波数帯域のみを補償し、制御対象の同定に要する時間を短縮した適応制御装置を提供する。さらに、被試験体による振動台伝達特性変動の補償などをオンラインで行える振動台を提供する。【解決手段】 目標の振動台応答信号105と実際の振動台応答信号106とに対して補償対象周波数帯域を通過帯域とするバンドパスフィルタ11A、11Bを作用させて信号109、110を生成し、さらに、ホワイトノイズ111を補償対象周波数帯域を阻止帯域とするバンドストップフィルタ13に作用させて生成したマスク信号112を信号109、110に印加したのち、同定手段15で制御対象1の実際の伝達特性と目標の伝達特性との差をリアルタイムで同定し、適応フィメタ8の係数を変更する。
請求項(抜粋):
被試験体を搭載するためのテーブルと、このテーブルを駆動する駆動手段と、入力された第2指令信号とこの第2指令信号と同じ次元のテーブルの振動状態を示す応答信号とが一致するように前記駆動手段に対する駆動信号を生成するフィードバック制御器と、前記応答信号の目標値を示す外部よりの第1指令信号を入力とし、前記フィードバック制御器から被試験体を含む前記テーブルに至るまでの伝達特性を補償して前記第2指令信号を生成するところの、そのフィルタ係数が可変な適応フィルタと、前記適応フィルタが補償対象とする周波数帯域の信号成分を持たないマスク信号を発生するマスク信号発生手段と、前記第2指令信号と前記マスク信号とを加算する第1の加算器と、前記応答信号と前記マスク信号とを加算する第2の加算器と、前記第1及び第2の加算器出力を入力として前記伝達特性の補償を行う為の前記適応フィルタのフィルタ係数を算出し、算出した係数を前記適応フィルタに与える同定手段と、を備えたことを特徴とする振動台。
IPC (3件):
G01M 7/02 ,  G05B 11/36 505 ,  G05B 13/02
FI (3件):
G05B 11/36 505 A ,  G05B 13/02 S ,  G01M 7/00 B
Fターム (14件):
5H004GA07 ,  5H004GA18 ,  5H004GB20 ,  5H004HA07 ,  5H004HB07 ,  5H004JB15 ,  5H004KA32 ,  5H004KB16 ,  5H004KC12 ,  5H004KC54 ,  5H004LA12 ,  5H004MA11 ,  5H004MA14 ,  5H004MA60
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 振動台制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-110412   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開昭60-176119
  • 波形補償装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-106228   出願人:三菱重工業株式会社
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