特許
J-GLOBAL ID:200903073208682426
電流差動保護継電器のサンプリング同期方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤田 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-263467
公開番号(公開出願番号):特開2003-079047
出願日: 2001年08月31日
公開日(公表日): 2003年03月14日
要約:
【要約】【課題】 電流差動保護継電器において、親局から各子局に送る時間情報のビット数(データ量)を従来より少なくして局間のサンプリング同期がとれるようにする。【解決手段】 親局6によりタイミング基準信号Psを一定回数出力する毎に下りの計測指令フラグF1を出力し、フラグF1を往復伝送路8の下り伝送線8aを通って各子局7a,7b,7rに順次に送り、子局7rにより、受信したフラグF1を上りの計測指令フラグF1’として折返し、上り伝送線8bを通って親局6に返信し、親局6により、フラグF1 ’の受信から計測停止指令フラグF2を出力するまでの時間TMを計測し、各子局7a〜7rによりフラグF1’の送出からフラグF2を受信するまでの時間TS を計測し、(TS-TM)/2の演算により遅延時間ΔTを求め、系統電流のサンプリングタイミングをΔTが0になるように補正する。
請求項(抜粋):
親局が周期的に出力したサンプリング用のタイミング基準信号を、局間の各往復伝送路の下り伝送線を通って折返し子局までの各子局に順次に送り、前記親局及び前記各子局により、前記タイミング基準信号に同期して電力系統の系統電流をサンプリングし、前記各子局のサンプリングデータを、前記各往復伝送路を通って前記親局に送り、前記親局により、自局のサンプリングデータと受信した前記各子局のサンプリングデータとの差から、前記電力系統の系統事故を監視検出して動作する電流差動保護継電器のサンプリング同期方法であって、前記親局により、前記タイミング基準信号を一定回数出力する毎に下りの計測指令フラグを出力し、前記下りの計測指令フラグを、前記各往復伝送路の下り伝送線を通って前記各子局に順次に送り、前記折返しの子局により、受信した前記下りの計測指令フラグを上りの計測指令フラグとして折返し、前記各往復伝送路の上り伝送線を通って前記親局に返信し、前記親局により、前記上りの計測指令フラグの受信からつぎの前記タイミング基準信号に同期して計測終了指令フラグを出力するまでの時間TMを計測し、前記各子局により、前記上りの計測指令フラグの送出から、前記計測終了指令フラグを受信するまでの時間TSを計測し、(TS-TM)/2の演算により、前記親局から前記各子局それぞれまでの信号伝送の遅延時間ΔTを求め、前記系統電流のサンプリングタイミングを、前記遅延時間ΔTが0になるように補正し、前記親局及び前記各子局が同期して前記系統電流をサンプリングするようにしたことを特徴とする電流差動保護継電器のサンプリング同期方法。
IPC (3件):
H02H 3/28
, H04L 7/00
, H04L 29/14
FI (3件):
H02H 3/28 W
, H04L 7/00 G
, H04L 13/00 315 A
Fターム (16件):
5G047AA01
, 5G047AB05
, 5G047BB01
, 5G047CA03
, 5G047CA05
, 5G047CA07
, 5K035GG09
, 5K035MM01
, 5K035MM06
, 5K047AA18
, 5K047GG11
, 5K047GG16
, 5K047GG57
, 5K047HH01
, 5K047HH11
, 5K047HH17
引用特許:
審査官引用 (8件)
-
特公平5-042210
-
サンプリング同期方式
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-243222
出願人:株式会社明電舎
-
特開平4-017509
全件表示
前のページに戻る