特許
J-GLOBAL ID:200903073241307770

インクジェットヘッドの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-237133
公開番号(公開出願番号):特開2002-046265
出願日: 2000年08月04日
公開日(公表日): 2002年02月12日
要約:
【要約】【課題】本発明は、同時駆動ノズル数が変化しても静電気力で振動板を適切に変形させインク滴を適切に吐出させるインクジェットヘッドの駆動方法を提供する。【解決手段】圧力室7の一部に設けられた振動板6と当該振動板6に空気室13を空けて対向して配設された個別電極14との間に所定のパルス幅を有する駆動電圧を印加して、駆動電圧で生じる静電気力で振動板6を個別電極14上の保護層15に当接するまで変形させて圧力室7内のインクをノズル5から吐出させるに際して、駆動電圧のパルス幅を、ノズル5から吐出されるインク滴の吐出速度が最も速い最大速度ピークを与える最大速度ピークパルス幅と略同一のパルス幅、あるいは、当該最大速度ピークパルス幅よりも長くかつインク滴の吐出速度が最も遅い最小速度ピークを与える最小速度ピークパルス幅よりも短いパルス幅としている。従って、駆動ノズル数が増えて駆動電圧の波形がなまっても、インク滴の吐出速度を速くして、画像品質を向上させることができる。
請求項(抜粋):
インクの充填されている複数の液室と、前記各液室に連通して当該液室内の前記インクを吐出する複数のノズルと、前記各液室にインク流路で連通され前記液室に前記インクを供給する共通液室と、前記各液室の一部に設けられた振動板及び前記各振動板に所定のギャップをおいて対向して配設された個別電極を有するアクチュエータ部と、を備え、前記振動板と前記個別電極との間に所定のパルス幅を有する駆動電圧を印加して、当該駆動電圧で生じる静電気力で前記振動板を変形させて前記液室に圧力を発生させ、当該液室内の前記インクを前記ノズルから吐出させるインクジェットヘッドの駆動方法において、前記駆動電圧のパルス幅は、前記ノズルから吐出されるインク滴の吐出速度が最も速い最大速度ピークを与える最大速度ピークパルス幅と略同一のパルス幅、あるいは、当該最大速度ピークパルス幅よりも長くかつインク滴の吐出速度が最も遅い最小速度ピークを与える最小速度ピークパルス幅よりも短いパルス幅であることを特徴とするインクジェットヘッドの駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
Fターム (16件):
2C057AF30 ,  2C057AF83 ,  2C057AG12 ,  2C057AL03 ,  2C057AL40 ,  2C057AM03 ,  2C057AM21 ,  2C057AM22 ,  2C057AP02 ,  2C057AP26 ,  2C057AP34 ,  2C057AP52 ,  2C057AQ02 ,  2C057AR04 ,  2C057BA03 ,  2C057BA15
引用特許:
審査官引用 (3件)

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