特許
J-GLOBAL ID:200903073291789555

回転式サンプル・ラック・キャリアを有する分析器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-538818
公開番号(公開出願番号):特表2003-515139
出願日: 2000年10月31日
公開日(公表日): 2003年04月22日
要約:
【要約】液体サンプルを分析する自動化学分析装置。分析するべきサンプルを含むサンプル管の完全自動の移送を行うため、装置は、サンプル処理ユニット(61)、サンプル・ラック(16)をラック供給ユニット(18)からサンプル処理ユニット内の回転式サンプル・ラック・キャリア(19)へ、そしてその逆へと移送するサンプル移送手段、およびサンプル移送手段と自動ピペッティング・ユニット(11)との動作を制御し、調整する手段を備える。サンプル処理ユニット(619は、自動ピペッティング・ユニット(11)、および複数のサンプル・ラック(16)を収容するような構成である回転式サンプル・ラック・キャリア(19)を備え、各サンプル・ラック(16)は、複数のサンプル管(12)を収容するような構成である。
請求項(抜粋):
液体サンプルを分析する自動化学分析装置であって、 (a)サンプル管区域(13)に配置した列状のサンプル管(12)の一部を形成する被選択サンプル管(12)からサンプル部分を吸引し、反応管区域(15)に配置した列状の反応管(14)の一部を形成する被選択反応管(14)に前記吸引サンプル部分を送出する自動ピペッティング・ユニット(11)を備え、各サンプル管(12)が該サンプル管上に、読み取り装置(27)によって読み取り可能な識別(ID)を帯びていて、自動ピペッティング・ユニット(11)が、ピペット針およびこの針を相互に対して直交する3方向(X、Y、Z)に移動させる手段を備え、さらに、 (b)それぞれが長手軸を有し、それぞれのサンプル管(12)がサンプルを充填した複数のサンプル管(12)を収容するようになっている複数の細長いサンプル・ラック(16)を備え、各サンプル・ラック(16)が該サンプル・ラック上に読み取り装置(27)によって読み取り可能なIDを帯びていて、さらに、 (c)サンプル管区域(13)に配置した回転式サンプル・ラック・キャリア(19)を備え、該回転式サンプル・ラック・キャリア(19)は、周縁(22)によって区切った空間内に複数のサンプル・ラック(16)を収容するようになっていて、これらサンプル・ラック(16)は、これらサンプル・ラック(16)の長手軸がほぼ周縁(22)に直交する状態で、該周縁(22)に沿って配置され、さらに、 (d)サンプル・ラック(16)をラック供給ユニット(18)のラック入力装置(17)から回転式サンプル・ラック・キャリア(19)へと移送し、またサンプル・ラック(16)を回転式ラック・キャリア(19)からラック供給ユニット(18)のラック出力装置(21)へと選択的に移送するサンプル移送手段を備え、ラック入力装置(17)およびラック出力装置(21)がそれぞれ、複数のサンプル・ラック(16)を収容するようになっていて、 前記サンプル移送手段が、回転式サンプル・ラック・キャリア(19)の段階的回転を実行する手段を含み、この段階的回転が回転間隔およびサンプル・ラック・キャリア(19)が休止する回転停止間隔を含み、 (e)自動ピペッティング・ユニット(11)が、回転式サンプル・ラック・キャリア(19)が休止している間隔内のある時点で、該サンプル・ラック・キャリア(19)が担持する被選択サンプル・ラック(16)内に配置した被選択サンプル管(12)に含まれるサンプルの一部を吸引するようになっていて、この吸引サンプル部分を反応管区域(14)の被選択反応管(11)に送出し、さらに、 (f)前記サンプル移送手段および自動ピペッティング・ユニット(11)の動作を制御し、調整する手段を備える装置。
IPC (3件):
G01N 35/04 ,  G01N 35/02 ,  G01N 35/10
FI (4件):
G01N 35/04 H ,  G01N 35/04 A ,  G01N 35/02 C ,  G01N 35/06 A
Fターム (10件):
2G058CA04 ,  2G058CB04 ,  2G058CB15 ,  2G058CD04 ,  2G058CF12 ,  2G058CF14 ,  2G058EA14 ,  2G058ED02 ,  2G058GC05 ,  2G058GE02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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