特許
J-GLOBAL ID:200903073313185381

有機EL素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-245939
公開番号(公開出願番号):特開2000-182768
出願日: 1999年08月31日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 正孔輸送性発光層と電子輸送性発光層とが直接接した構造を有する有機EL素子において、両発光層にて同時発光を行い、可視光領域における任意な表示色を可能とする。【解決手段】 EL素子100は、基板1上に、陽極2、正孔注入層3、発光層4、電子注入層5、陰極6を順次積層してなる。発光層4は、正孔輸送性材料を母材として蛍光材料が含有されている正孔輸送性発光層4aと、電子輸送性材料を母材として蛍光材料が含有されている電子輸送性発光層4bとが直接接した積層構造を有しており、正孔輸送性材料及び電子輸送性材料の固体状態の蛍光ピーク波長が、共に380nm以上510nm未満の範囲にあり、各蛍光材料の固体状態の蛍光スペクトルは、正孔輸送性材料及び電子輸送性材料の固体状態の蛍光スペクトルと重なっているかまたは長波長側に位置したものとしている。
請求項(抜粋):
陽極(2)と陰極(6)とからなる一対の電極(2、6)間に有機化合物を含む発光層(4)を挟持してなる有機EL素子において、前記発光層(4)は、前記陽極(2)側に位置し正孔輸送性材料を母材として第1の蛍光材料が含有されている正孔輸送性発光層(4a)と、前記陰極(6)側に位置し電子輸送性材料を母材として前記第1の蛍光材料とは異なる発光色を有する第2の蛍光材料が含有されている電子輸送性発光層(4b)とが直接接している積層構造を有しており、前記正孔輸送性材料及び前記電子輸送性材料の固体状態の蛍光ピーク波長が、共に380nm以上510nm未満の範囲にあり、前記各蛍光材料の固体状態の蛍光スペクトルは、前記正孔輸送性材料及び前記電子輸送性材料の固体状態の蛍光スペクトルと重なっているかまたは長波長側に位置することを特徴とする有機EL素子。
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る