特許
J-GLOBAL ID:200903073320655245

銅チタン合金板材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-062444
公開番号(公開出願番号):特開2006-241573
出願日: 2005年03月07日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】 高い強度と高い導電率を両立できる銅チタン合金板材及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 銅に3.2質量%のチタンを含有させた銅チタン合金材を900°Cの温度に3分間保持する(溶体化工程S1)。次に、加工率が10乃至50%の圧延加工を行う(圧延工程S2)。次に、温度が500乃至600°C、時間が150秒乃至30分間の時効処理を施す(時効処理工程S3)。次に、加工率が10乃至50%の圧延加工を行う(圧延工程S4)。次に、多段時効処理を行う(冷却時効工程S5)。即ち、450°Cの温度に3時間保持した後、400°Cの温度に3時間保持し、350°Cの温度に3時間保持し、300°Cの温度に10時間保持する。その後、加工率が10乃至50%の圧延加工を行う(圧延工程S6)。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
Tiを含有し、P、Si及びMgからなる群から選択された1種又は2種以上の金属を含有し、Ti、P、Si及びMgの含有量が合計で2.9乃至3.5質量%であり、Pの含有量が0.25質量%以下であり、Siの含有量が0.4質量%以下であり、Mgの含有量が1.0質量%以下であり、その圧延面に対してX線回折を行ったときに、(111)結晶面を示すピークの強度をI(111)とし、(220)結晶面を示すピークの強度をI(220)とするとき、比(I(220)/I(111))の値が4以上であることを特徴とする銅チタン合金板材。
IPC (4件):
C22C 9/00 ,  B21B 3/00 ,  C22F 1/08 ,  H01B 1/02
FI (4件):
C22C9/00 ,  B21B3/00 K ,  C22F1/08 B ,  H01B1/02 A
Fターム (7件):
5G301AA08 ,  5G301AA12 ,  5G301AA19 ,  5G301AA30 ,  5G301AB01 ,  5G301AB20 ,  5G301AD03
引用特許:
審査官引用 (6件)
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