特許
J-GLOBAL ID:200903073338796334

ナフタレンジカルボン酸ジメチルの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-159194
公開番号(公開出願番号):特開2000-344937
出願日: 1999年06月07日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 ポリアルキレンテレフタレートが混入したか、あるいは混入した可能性のあるポリエチレンナフタレートから簡略なプロセス、且つ温和な条件下にて、純度の高いNDCEを分離回収すること。【解決手段】 アルキレンナフタレンジカルボキシレート単位を主たる繰り返し単位として含む重合体とアルキレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位として含む重合体との混合物及び/又は共重合物を、二価アルコールと接触させて解重合し、得られた反応生成物に対して、アルキレンテレフタレート単位1モルあたり120モル以上のメタノ-ルを用いてエステル交換反応を実施し、該交換反応により生成したテレフタル酸ジメチルを、該交換反応で用いたメタノールに完全に溶解させて、テレフタル酸ジメチルを含まないナフタレンジカルボン酸ジメチルの結晶を得る。
請求項(抜粋):
アルキレンナフタレンジカルボキシレート単位を主たる繰り返し単位として含む重合体とアルキレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位として含む重合体との混合物及び/又は共重合物からナフタレンジカルボン酸ジメチルを回収するに際し、下記(a)〜(b)の各工程を逐次的に通過させることを特徴とする、ナフタレンジカルボン酸ジメチルの回収方法。(a)アルキレンナフタレンジカルボキシレート単位を主たる繰り返し単位として含む重合体とアルキレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位として含む重合体との混合物及び/又は共重合物を、二価アルコールと接触させて解重合し、反応生成物を得る工程。(b)工程(a)の反応生成物に対して、アルキレンテレフタレート単位1モルあたり120モル以上のメタノ-ルを用いてエステル交換反応を実施し、該反応により生成したテレフタル酸ジメチルを、該反応で用いたメタノールに完全に溶解させて、テレフタル酸ジメチルを含まないナフタレンジカルボン酸ジメチルの結晶を得る工程。
IPC (3件):
C08J 11/24 CFD ,  C07C 67/00 ,  C07C 69/76
FI (3件):
C08J 11/24 CFD ,  C07C 67/00 ,  C07C 69/76
Fターム (20件):
4F301AA20 ,  4F301AA25 ,  4F301CA03 ,  4F301CA04 ,  4F301CA09 ,  4F301CA12 ,  4F301CA13 ,  4F301CA72 ,  4H006AA02 ,  4H006AC48 ,  4H006AC91 ,  4H006AD17 ,  4H006BA02 ,  4H006BA32 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC19 ,  4H006BC31 ,  4H006BT32 ,  4H006KA03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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