特許
J-GLOBAL ID:200903073359754445

循環型炭酸ガス固定化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-292643
公開番号(公開出願番号):特開2007-098307
出願日: 2005年10月05日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】燃焼炉から排出する廃ガスと焼却灰を統括的に処理する工程から成る循環型炭酸ガス固定化システムを提供する。【解決手段】燃焼廃ガス中の煤煙ダストと硫黄酸化物及び窒素酸化物を除去する第1工程と、第1工程の排気ガスを、漏れ棚塔を用いて、苛性ソーダ水溶液と気液接触させて排気ガス中の炭酸ガスを炭酸ソーダに固定化する第2工程と、第2工程で生成した炭酸ソーダ水溶液を、カセイ化反応させることにより、炭酸カルシウム組成物と苛性ソーダ水溶液を生成する第3工程と、第3工程の生成物を固液分離装置を用いて分離し、苛性ソーダ水溶液を第2工程にリサイクルする第4工程と、第4工程で分離回収した炭酸カルシウム組成物を、水と混練してブロック状成型体に成型加工する第5工程から成る循環型炭酸ガス固定化システムを用いる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
石灰を副材料として使用する燃焼炉において、 (1) 燃焼廃ガスを、廃ガス浄化装置を用いて、硫黄酸化物が100ppm以下、 窒素酸化物が150ppm以下、煤煙ダストが50mg/Nm3以下の排気ガスに 浄化する第1工程と、 (2) 上記第1工程の排気ガスを、漏れ棚塔を用いて、苛性ソーダ水溶液と気液向流接 触させることにより、排気ガス中の炭酸ガスを炭酸ソーダに固定化して、炭酸ガ ス濃度が100ppm以下の排気ガスに浄化する第2工程と、 (3) 上記第2工程で生成した炭酸ソーダ水溶液を、カセイ化反応装置を用いて、当該 燃焼炉から排出する生石灰含有焼却灰の水分散乳化液とカセイ化反応させること により、炭酸カルシウム組成物と苛性ソーダ水溶液を生成する第3工程と、 (4) 上記第3工程で生成した炭酸カルシウム組成物と苛性ソーダ水溶液を、固液分離 装置を用いて、分離し、回収した苛性ソーダ水溶液を第2工程にリサイクルする 第4工程と、 (5) 上記第4工程で分離回収した炭酸カルシウム組成物を水と混練してブロック成型 体に成形加工する第5工程 から成ることを特徴とする循環型炭酸ガス固定化システム。
IPC (4件):
B01D 53/62 ,  B01D 53/18 ,  C01F 11/18 ,  A01K 61/00
FI (4件):
B01D53/34 135Z ,  B01D53/18 D ,  C01F11/18 A ,  A01K61/00 311
Fターム (49件):
2B003DD04 ,  2B003DD06 ,  4D002AA02 ,  4D002AA09 ,  4D002AA12 ,  4D002AC04 ,  4D002AC10 ,  4D002BA02 ,  4D002BA14 ,  4D002CA02 ,  4D002DA02 ,  4D002DA16 ,  4D002EA02 ,  4D002EA07 ,  4D002FA02 ,  4D002GA01 ,  4D002GA03 ,  4D002GB01 ,  4D002GB02 ,  4D002GB04 ,  4D002GB05 ,  4D002GB08 ,  4D002GB09 ,  4D002HA01 ,  4D002HA02 ,  4D020AA03 ,  4D020AA05 ,  4D020AA06 ,  4D020BA08 ,  4D020BB03 ,  4D020BC04 ,  4D020CB24 ,  4D020CC01 ,  4D020DA03 ,  4D020DB01 ,  4D020DB03 ,  4D020DB04 ,  4D020DB07 ,  4D020DB08 ,  4D020DB13 ,  4D020DB15 ,  4G076AA09 ,  4G076AA16 ,  4G076AB02 ,  4G076AB06 ,  4G076AC10 ,  4G076BA24 ,  4G076CA11 ,  4G076DA30
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る