特許
J-GLOBAL ID:200903073372156352

偏光ビームスプリッタ及びこれを用いた偏光子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 芳末 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-237050
公開番号(公開出願番号):特開2003-172824
出願日: 2002年08月15日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】【課題】 単純な膜構成と少ない積層数により広い帯域の偏光分離機能を有する安価な偏光ビームスプリッタ及びこの偏光ビームスプリッタを備えて自然光を特定の偏光状態に揃える偏光子を提供する。【解決手段】 所定の角度をもって入射する入射光L0の第1の偏光L1を透過させ、入射光L0の第2の偏光L2を透過方向とは異なる方向に反射し、入射光の基準波長550nmをλ0 とするとき、いずれもλ0 /4とほぼ等しい光学的膜厚の高屈折率層H及び低屈折率層Lとから構成される基本構造膜H2Lの繰り返し構造(H2L)m 、(H2L)m H、或いは2L(H2L)m (ただしmは3〜7の整数)のいずれかの構造を有する偏光分離膜2と、この偏光分離膜2の光入射面2A側と光出射面2B側にそれぞれ配置された透明基板3A,3Bとを有する偏光ビームスプリッタ1を構成する。また、この偏光ビームスプリッタ1を備え、偏光分離膜と透明基板とが交互に積層されて斜めに切り出されて成る偏光子を構成する。
請求項(抜粋):
所定の角度をもって入射する入射光の第1の偏光を透過させ、該入射光の第2の偏光を透過方向とは異なる方向に反射する偏光ビームスプリッタであって、上記入射光に対して所定の屈折率を有する光学的に透明な高屈折率層Hと、該高屈折率層Hより低い屈折率の光学的に透明な低屈折率層Lとから成る基本構造膜H2Lを含み、該基本構造膜の繰り返し構造である(H2L)m 、(H2L)m H、或いは2L(H2L)m (ただしmは3〜7の整数)のいずれかの構造を有する多層膜から成り、上記入射光の基準波長550nmをλ0 とするとき、上記高屈折率層H及び上記低屈折率層Lが、いずれもλ0 /4とほぼ等しい光学的膜厚とされている偏光分離膜と、上記偏光分離膜の光入射面側と光出射面側にそれぞれ配置された透明基板とを有することを特徴とする偏光ビームスプリッタ。
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  G02B 5/28
FI (2件):
G02B 5/30 ,  G02B 5/28
Fターム (8件):
2H048GA04 ,  2H048GA11 ,  2H048GA24 ,  2H048GA35 ,  2H049BA05 ,  2H049BA43 ,  2H049BB61 ,  2H049BC09
引用特許:
審査官引用 (3件)

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