特許
J-GLOBAL ID:200903073391113435

揮発性物質の除去方法及び除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中澤 常男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-331258
公開番号(公開出願番号):特開平8-155435
出願日: 1994年12月07日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】小型で分離除去効率が高く、運転コストの低廉な、被処理液からの揮発性物質の連続的除去処理方法を開示する。【構成】被処理液を曝気筒2と噴気ノズル3と気液分離室5とを持つ第1気液混合塔P1の流入口4aに導入して曝気筒中を気泡と共に上昇させ、気液分離室5を経た後次の気液混合塔P2の流入口4に導く工程を、順次繰り返して、気泡中に揮発性物質を蒸発させる揮発性物質の連続除去方法において、被処理液を室温より高い温度に加熱し、気液混合塔から成る一連の流路を、流れ方向に沿って、上流側の第1行程(P1〜P6)と下流側の第2行程P7〜P9)とに区画し、第2行程に送入する気体温度及び/又は送風量を、第1行程に送入する気体温度及び/又は送風量より高くなるように設定する揮発性物質の除去方法。
請求項(抜粋):
複数の気液混合塔を立設し、揮発性物質を含む被処理液を、一つの気液混合塔の流入口に導入して、該気液混合塔中を、該気液混合塔の下部から被処理液中に噴出させる気泡と混合接触させつつ上昇させてから気液分離した後、該被処理液を次の気液混合塔の流入口に導いて同様の処理を施す工程を、前記複数の気液混合塔について順次繰り返すことにより、被処理液を、前記複数の気液混合塔を順次連結して成る一連の流路を連続的に通過させ、各気液混合塔において被処理液と接触する気泡中に揮発性物質を分離移行させることによって、被処理液から連続的に揮発性物質を除去する方法において、前記一連に連結された複数の気液混合塔から成る被処理液の一連の流路を、被処理液の流れる方向に沿って、複数の行程に区画し、各行程に属する気液混合塔に送入する気体温度を、下流側の行程に送入される気体温度が、上流側の行程に送入される気体温度より高くなるように設定されていることを特徴とする揮発性物質の除去方法。
IPC (2件):
C02F 1/20 ,  B01D 19/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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