特許
J-GLOBAL ID:200903073437092730

スターターの連続供給による低不飽和ポリオキシアルキレンポリエーテルポリオールの連続製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-506510
公開番号(公開出願番号):特表2001-506284
出願日: 1997年07月12日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】ポリオキシアルキル化触媒としてDMC触媒を使用するポリオキシアルキレンポリエーテル製造のための連続法において、連続オキシアルキル化反応器へのスターターと触媒の連続供給とともにアルキレンオキシドの連続供給を使用する。スターターの連続導入にもかかわらず、ポリエーテル生成物の分子量分布は、生成物の非常に小さな多分散度によって示されるように、きわめて狭い。また、ポリオキシアルキル化過程の主要部分にわたる低分子量種の存在によっても、100,000Daよりも大きな分子量の非常に高分子量の部分が実質的に排除され、やはり容易にそれとわかる分子量分布の拡大は見られない。低分子量のスターターを使用する一方で、触媒/スターター混合物の製造のために、中間分子量のポリエーテル生成物を、とり出すかまたは最終生成物の一部をふり向けることにより、持続する大きな反応速度を達成することができる。0.98を上回る連続増大比が達成できる。
請求項(抜粋):
スターターの連続供給を使用する、ポリオキシアルキレンポリエーテル生成物の製造のための連続法であって、 a)連続反応器内に、DMC触媒/初期スターター混合物の第一の部分を、前記連続反応器内へのアルキレンオキシドの導入後の、前記初期スターターのポリオキシアルキル化の開始に有効なように確立し、 b)前記連続反応器内に一つ以上のアルキレンオキシドを連続的に導入し、 c)前記連続反応器内に、前記初期スターターと同じでも異なっていても良い、一つ以上の連続供給スターターを連続的に導入し、 d)前記反応器内に、新鮮なDMC触媒および/またはさらなるDMC触媒/さらなるスターター混合物を連続的に導入して、触媒活性が維持されるようにし、 e)少くとも前記b)〜d)ステップを、所望数平均分子量のポリオキシアルキレンポリエーテル生成物が得られるまで、連続的に実施することにより、複合スターターをポリオキシアルキル化し、 f)前記連続反応器から前記ポリオキシアルキレンポリエーテル生成物を連続的にとり出すこと、から成ることを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08G 65/26 ,  C08G 65/10
FI (2件):
C08G 65/26 ,  C08G 65/10
引用特許:
審査官引用 (5件)
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