特許
J-GLOBAL ID:200903073649754147
車両用視線方向計測装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230792
公開番号(公開出願番号):特開平9-053917
出願日: 1995年08月16日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 環境により運転者の顔面照度が変化し、また個人差があっても、容易に精度よく瞳孔中心を求める。【解決手段】 画像入力手段1では、第1、第2の照明2、3と撮像装置4で乗員の眼球部の画像デ-タを得る。明るい瞳孔を対象として画像デ-タを処理する第1の画像データ処理手段5aと、暗い瞳孔を対象とする第2の画像データ処理手段5bが設けられ、それぞれで瞳孔中心と角膜反射像を抽出する。処理切り替え手段7はその顔面照度検出手段で顔面照度を検出し、顔面照度が基準値より小さいとき上記第1の画像データ処理手段5aを選択し、顔面照度が基準値より大きいとき第2の画像データ処理手段5bを選択する。これにより、運転中の顔面照度の変化に広いダイナミックレンジで対応でき、精度よく瞳孔中心を求められるので、信頼性高くかつ迅速に運転者の視線方向が計測される。
請求項(抜粋):
空間的に互いに異なる位置に配置され、乗員の顔面を不可視光により照射する第1の照明および第2の照明と、前記第1の照明の光源と共軸に設けられ、前記乗員の眼球からの反射像を撮像する撮像装置を備えて、第1の照明と第2の照明を用いた互いに異なる第1、第2の照射毎の画像デ-タを得る画像入力手段と、前記画像デ-タから瞳孔を抽出して瞳孔中心位置を算出するとともに、角膜反射像位置を抽出する画像データ処理手段と、前記瞳孔中心および角膜反射像の位置に基づいて、乗員の視線方向を算出する視線方向算出手段とを備える車両用視線方向計測装置において、処理切り替え手段を有するとともに、前記画像データ処理手段が、明るい瞳孔を対象として処理を実行する第1の画像データ処理手段と、暗い瞳孔を対象として処理を実行する第2の画像データ処理手段とからなり、前記処理切り替え手段は乗員の顔面照度を検出する顔面照度検出手段を備え、該顔面照度が基準値より小さいとき、前記第1の画像データ処理手段を選択し、顔面照度が基準値より大きいとき、前記第2の画像データ処理手段を選択するように構成されていることを特徴とする車両用視線方向計測装置。
IPC (3件):
G01B 11/00
, A61B 3/113
, G06T 1/00
FI (3件):
G01B 11/00 H
, A61B 3/10 B
, G06F 15/62 380
引用特許:
審査官引用 (3件)
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視線方向計測装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-050619
出願人:日産自動車株式会社
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運転者撮影装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-282502
出願人:三菱電機株式会社
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車両用前方不注意検知装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-229524
出願人:日産自動車株式会社
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