特許
J-GLOBAL ID:200903073672798747

光部品の組立方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-324561
公開番号(公開出願番号):特開平10-148735
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 調心により最大光伝達率となる最適位置に配置した入力部品、スリーブ及び出力部品の3部品を連結固定する際に、3部品の最適位置からのずれを少なくし、光伝達率を低下させることなく前記3部品を連結固定可能にする。【解決手段】 LDホルダ2の光出射端面とフェルール6の光入射端面を対向するよう、加えてスリーブ5が前記両部品の間に位置するように第1保持装置8によりLDホルダ2を、第2保持装置9によりフェルール6を保持し、LDホルダ2の光出射端面とこれに対向するスリーブ先端面を平行に面合せし、さらに光伝達率が最大になるよう光軸合せを行い、最適位置を保持した状態でフェルール6とスリーブ5をYAGレーザ溶接などを用いて連結固定した後、第2保持装置9により保持されているフェルール6とスリーブ5の保持位置をフェルール6からスリーブ5へ移動させ、以下上記工程と同様に面合せと光軸合せを行い、スリーブ5とLDホルダ2をYAGレーザ溶接などを用いて連結固定する。
請求項(抜粋):
光を発射する入力部品と、この入力部品からの光を受ける光伝達経路を有する出力部品と、この出力部品を嵌入固定して出力部品の光入射端面を入力部品の光出射端面に対向させて両部品を連結固定するための少なくとも1個以上のスリーブとで構成される光部品の組立方法において、入力部品を第1保持装置により保持すると共に、スリーブに嵌入されている出力部品を第2保持装置により保持した後、両保持装置の相対的な移動により、入力部品の光出射端面とこれに対向するスリーブ先端面が平行になるように面合せを行い、次いで、入力部品から出力部品への光伝達率が最大になるように、前記両保持装置の相対的な移動により、対向している両端面に沿うXY軸方向及びこれらの軸に直角なZ軸方向の光軸合せを行い、まず出力部品とスリーブを連結固定し、次に、第2保持装置による出力部品の保持を解除して該第2保持装置またはこれとは別の第3保持装置によりスリーブを保持し、入力部品の光出射端面とスリーブ先端面が平行になるように再度面合せを行うと共に光軸合せを行い、その後、スリーブと入力部品とを連結固定することを特徴とする光部品の組立方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-190790
  • 特開昭62-063906
  • 光モジュール組立方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-156495   出願人:日本電気株式会社
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