特許
J-GLOBAL ID:200903073707551049

突然変異グリコシダーゼ酵素を使用するオリゴ糖の合成方法及び合成用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-521572
公開番号(公開出願番号):特表2000-501607
出願日: 1996年12月12日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】活性部位中の正常な求核的アミノ酸が非求核的アミノ酸に置換された変異グリコシダーゼ酵素を作成する。これらの酵素は、二糖類を加水分解できないが、これらを生じる能力は残存している。該酵素を用いれば、α-グリコシルフルオライドとグリコシド受容分子の混合物を調製することにより、オリゴ糖が合成される。すなわち、該変異グリコシダーゼ酵素を用いて、グリコシド受容分子にα-グルコシルフルオライドを酵素的に結合させ、グリコシル化されたグリコシド産物を回収する。具体的な酵素としては、358位の正常なグルタミン酸残基がアラニン残基に置換されているアグロバクター(Agrobacterium)のβ-グルコシダーゼが含まれる。
請求項(抜粋):
(a)グリコシル供与体分子とグリコシド受容体分子とを、反応混合物中で混合するステップと (b)グリコシダーゼ酵素の突然変異形を使用して、前記供与体分子を前記受容体分子に酵素的に結合して、オリゴ糖を生成するステップとを具備するオリゴ糖の合成方法であって、前記酵素が野生型酵素の活性部位内のカルボン酸側鎖を有する2個の触媒的に活性なアミノ酸を有するグリコシダーゼ酵素の中から選択され、前記突然変異酵素がカルボン酸側鎖を有する前記アミノ酸の一方を、同等のサイズまたはさらに小さいサイズの異なるアミノ酸で置き換えるように突然変異され、前記異なるアミノ酸は非カルボン酸側鎖を有している方法。
IPC (10件):
C12P 19/04 ,  C07H 15/18 ,  C07H 15/203 ,  C07H 17/02 ,  C07H 17/04 ,  C07H 17/075 ,  C07K 19/00 ,  C12N 9/24 ,  C12N 9/26 ,  C12N 15/09 ZNA
FI (10件):
C12P 19/04 C ,  C07H 15/18 ,  C07H 15/203 ,  C07H 17/02 ,  C07H 17/04 ,  C07H 17/075 ,  C07K 19/00 ,  C12N 9/24 ,  C12N 9/26 ,  C12N 15/00 ZNA A
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • ガラクトシル-マルトオリゴ糖誘導体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-006631   出願人:日本食品化工株式会社
  • マルトオリゴ糖誘導体の製造法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-209277   出願人:東洋紡績株式会社
  • 特開平4-193892
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引用文献:
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