特許

J-GLOBAL ID：200903073756975121

塩化ビニル系重合体の製造方法

発明者： 川窪 紀彦 ,  天野 正
出願人/特許権者： 信越化学工業株式会社
代理人 (1件)： 岩見谷 周志
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-060157
公開番号（公開出願番号）：特開2002-256018
出願日： 2001年03月05日
公開日（公表日）： 2002年09月11日
要約：

【要約】【課題】 重合中及び未反応単量体の回収に際し、重合体スラリーの発泡、上昇、飛散の現象を確実に防止することが可能な塩化ビニル系重合体の製造方法を提供する。【解決手段】 還流コンデンサーを付設した重合器を用いて塩化ビニル又はこれを主体とする単量体混合物を水性媒体中で重合して塩化ビニル重合体を製造する方法において、前記重合または未反応単量体の回収を行う際に重合系に(A) シリコーン系消泡剤、ポリアルキレングリコール系消泡剤およびアマイド系消泡剤から選ばれる少なくとも1つの消泡剤と、(B-1)SH基またはスルホン酸基が置換基として導入された少なくとも1種の部分けん化ポリビニルアルコール、および(B-2)セルロース系誘導体から選ばれる少なくとも1つの第2添加剤とを、前記還流コンデンサーの稼働時に添加し始め、かつその添加を前記重合器から未反応単量体回収終了まで継続して行なうことを特徴とする。

請求項（抜粋）：

還流コンデンサーを付設した重合器を用いて塩化ビニル又はこれを主体とする単量体混合物を水性媒体中で重合して塩化ビニル重合体を製造する方法において、前記重合または未反応単量体の回収を行う際に重合系に(A) シリコーン系消泡剤、ポリアルキレングリコール系消泡剤およびアマイド系消泡剤から選ばれる少なくとも1つの消泡剤と、(B-1)SH基またはスルホン酸基が置換基として導入された少なくとも1種の部分けん化ポリビニルアルコール、および(B-2)セルロース系誘導体から選ばれる少なくとも1つの第2添加剤とを、前記還流コンデンサーの稼働時に添加し始め、かつその添加を前記重合器から未反応単量体回収終了まで継続して行なうことを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。

IPC (2件)：

C08F 6/10 ,  C08F 14/06

FI (2件)：

C08F 6/10 ,  C08F 14/06

Fターム (16件)：

4J100AA02Q ,  4J100AA03Q ,  4J100AB02Q ,  4J100AC03P ,  4J100AC04Q ,  4J100AE02Q ,  4J100AG02Q ,  4J100AG04Q ,  4J100AK32Q ,  4J100AL03Q ,  4J100AM02Q ,  4J100CA01 ,  4J100CA04 ,  4J100FA02 ,  4J100FA21 ,  4J100GB12

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 塩化ビニル系重合体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-296768   出願人：東ソー株式会社
• 塩化ビニル系重合体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-284742   出願人：東ソー株式会社
• 特開平2-173106
  
• 塩化ビニル系重合体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-257034   出願人：大洋塩ビ株式会社