特許
J-GLOBAL ID:200903073814626736
進相電流による交流電圧制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
安形 雄三
, 五十嵐 貞喜
, 北野 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-244719
公開番号(公開出願番号):特開2007-058676
出願日: 2005年08月25日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】電源と負荷の間に直列接続して電流位相を進めることで電力制御する装置を提供する。【解決手段】4個の逆導通半導体スイッチにて構成されるブリッジ回路と前記ブリッジ回路の直流端子に接続され、前記ブリッジの遮断時に磁気エネルギーを蓄積するコンデンサを接続する構成の磁気エネルギー回生双方向電流スイッチを、前記ブリッジ回路の交流端子を電源と負荷のあいだに直列接続して、電源電圧に同期した半導体スイッチの対角線上に位置する2組のペアの半サイクル毎のオン・オフにより、強制的に電流を進相化し、電源からの電流力率を進めて負荷の電圧を制御するとともに、前記磁気エネルギー回生双方向電流スイッチを介さずに前記交流電源に並列に接続された他の交流負荷に流れる遅れ力率の電流と、前記磁気エネルギー回生双方向電流スイッチによって位相が進められた前記交流負荷に流れる進み力率の電流とをあわせて、全体として電源電流の力率が1となるように、前記スイッチのオン/オフを制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
交流電源と交流負荷との間に挿入され、前記交流負荷にかかる負荷電圧を制御する交流電圧制御装置であって、該交流電圧制御装置は、
4個の逆導通型半導体スイッチにて構成されるブリッジ回路と前記ブリッジ回路の直流端子間に接続され、前記ブリッジのスイッチ遮断時に前記交流負荷の磁気エネルギーを回生するコンデンサとから成る磁気エネルギー回生双方向電流スイッチと、
前記逆導通半導体スイッチのオン/オフを制御する位相制御装置と、
前記交流電源に直列に接続され、電源電流の力率を計測する力率計とを具備し、
前記位相制御装置は、前記ブリッジ回路の対角線上に位置する二組のペアの逆導通型半導体スイッチのうち、一方のペアがオンの時は他方のペアをオフにするように制御し、かつ、電流の位相を強制的に進めるように前記スイッチのオン/オフを制御することにより、前記コンデンサに前記交流負荷のリアクタンス電圧分を補償する電圧を発生させ、前記交流負荷に印加される負荷電圧を制御するものであり、さらに、
前記磁気エネルギー回生双方向電流スイッチを介さずに前記交流電源に並列に接続された他の交流負荷に流れる遅れ力率の電流と、前記磁気エネルギー回生双方向電流スイッチによって位相が進められた前記交流負荷に流れる進み力率の電流とをあわせて、全体として電源電流の力率が1となるように、前記力率計の出力をフィードバックして前記位相制御装置が前記スイッチのオン/オフを制御することを特徴とする交流電圧制御装置。
IPC (2件):
FI (3件):
G05F1/70 L
, H02J3/12
, G05F1/70 K
Fターム (12件):
5G066DA07
, 5H420BB18
, 5H420CC04
, 5H420DD03
, 5H420EA12
, 5H420EA39
, 5H420EA45
, 5H420EB09
, 5H420EB38
, 5H420FF11
, 5H420FF24
, 5H420KK10
引用特許:
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