特許
J-GLOBAL ID:200903073838870972

RC版の鋼構造物への取り付け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白木 大太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049781
公開番号(公開出願番号):特開平10-231511
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 RC版を鋼構造物に対して容易かつ確実に固定し、さらに海洋土木分野の防波堤などの壁体を構築した段階で既にコンクリートによって防食がなされており、特別な防食対策を必要としないRC版の鋼構造物への取り付け方法を提供する。【解決手段】 RC版を挿入するH形鋼を傾斜させて立設し、その挿入部に予め水膨張性シール材を貼付してなるRC版を挿入して鋼構造物-RC複合体を形成し、しかる後、該複合体の前面に型枠を設置してこれを前記複合体のH形鋼フランジ部にボルト止めし、これによって形成されるグラウト充填空間にグラウトを充填・固化する一連の工程を順次を行う。
請求項(抜粋):
RC版の挿入部を幅方向に連続して形成するように傾斜させて立設され、かつフランジ部に雌ねじを刻設してなる複数のH形鋼を有する鋼構造体を形成する第1工程と、前記第1工程により形成された鋼構造体のRC版の挿入部に、予め鋼構造物に当接する部位に水膨張性シール材を貼付してなるRC版を挿入して鋼構造物-RC版の複合体を形成する第2工程と、前記第2工程で形成された鋼構造物-RC版の複合体の前面に型枠を設置し、該型枠を前記フランジ部に締結用ボルトを介して連結し、該型枠とRC版及びH形鋼によって囲まれるグラウト充填空間を形成する第3工程と、前記第3工程で形成されたグラウト充填空間内にグラウトを充填し、固化する第4工程と、前記グラウトの固化後、前記型枠を除去する第5工程と、からなるRC版の鋼製構造物への取り付け方法。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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