特許
J-GLOBAL ID:200903073852344329
マルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-037131
公開番号(公開出願番号):特開2006-226679
出願日: 2005年02月15日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】 試料ガスの流れを自動的に切り換えるためのスイッチングプログラムの設定を簡単にしてオペレータの手間を省くとともに入力ミスを軽減する。 【解決手段】 第1カラム4と第1検出器8との組み合わせのみで行った1回目のモニタリング分析の結果であるクロマトグラムを表示部24の画面上に表示し、入力部23のマウス操作により詳細に分析したい期間の開始点及び終了点をクロマトグラム上で指示する。この指示を受けた中央制御部22はその開始点及び終了点で定まる期間を区画したスイッチングプログラムを自動的に作成し表示するとともに、その期間に相当するクロマトグラムカーブの色を変更して他の部分との視覚上の区別を容易にする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
導入された試料中の成分を分離する第1カラムと、該第1カラムとは分離特性の相違する第2カラムと、前記第1カラムにより分離された試料を検出する第1検出器と、前記第2カラムにより分離された試料を検出する第2検出器と、前記第1カラムを通過した試料を前記第1検出器又は前記第2カラムのいずれかに選択的に流すように流路を切り換える流路切換え手段と、を具備するマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置において、
a)前記流路切換え手段により前記第1カラムを通過した試料を前記第1検出器に流すように流路を設定した状態で所定の試料について1回目の分析を実行した際に該第1検出器により得られた検出信号に基づいて作成されたクロマトグラムを、表示画面上に表示するクロマトグラム表示手段と、
b)該クロマトグラム表示手段により表示されたクロマトグラム上で、オペレータが任意の開始点及び終了点をそれぞれ指示するための操作手段と、
c)該操作手段により指示された1乃至複数組の開始点及び終了点に基づいて定まる特定期間に関する情報を記憶する記憶手段と、
d)前記所定の試料について2回目の分析を実行する際に前記記憶手段に記憶された情報に基づき、前記特定期間には前記第1カラムを通過した試料が前記第2カラムに流れるように、それ以外の期間には前記第1カラムを通過した試料が前記第1検出器に流れるように前記流路切換え手段を制御する切換え制御手段と、
を備えることを特徴とするマルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置。
IPC (4件):
G01N 30/46
, G01N 30/26
, G01N 30/78
, G01N 30/86
FI (5件):
G01N30/46 A
, G01N30/26 M
, G01N30/78
, G01N30/86 D
, G01N30/86 G
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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