特許

J-GLOBAL ID：200903074000537020

新規な糖、その製造方法および免疫賦活剤

発明者： 吉沢 康子 ,  常広 淳 ,  山本 綽 ,  伊藤 昌雄 ,  野村 和代
出願人/特許権者： 昭和産業株式会社 ,  新日本化学工業株式会社
代理人 (1件)： 坂口 昇造
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-251275
公開番号（公開出願番号）：特開平8-092303
出願日： 1994年09月20日
公開日（公表日）： 1996年04月09日
要約：

【要約】【構成】 構成単糖がAとBであり、AはL-ガラクトース-6-硫酸もしくは3,6-アンヒドロ-L-ガラクトースでBはD-ガラクトースもしくは6-O-メチル-D-ガラクトースであり、AとBが交互に配列しており、A→Bの結合様式がα1→3であり、B→Aの結合様式がβ1→4であり、非還元末端を構成する単糖がL-ガラクトース-6-硫酸であり、構成単糖としてL-ガラクトース-6-硫酸を1分子中に2以上含有し、構成単糖の数が4〜 500の偶数である酸性糖、その製造方法およびそれを有効成分とする免疫賦活剤。【効果】 紅藻粘質多糖に由来する該酸性糖は優れた免疫賦活活性を有し、またこの免疫賦活活性は腫瘍壊死因子(TNF)誘導能も含むので、該酸性糖は抗腫瘍活性をも有するものと期待される。

請求項（抜粋）：

構成単糖がAとBであり、AはL-ガラクトース-6-硫酸もしくは3,6-アンヒドロ-L-ガラクトースでBはD-ガラクトースもしくは6-O-メチル-D-ガラクトースであり、AとBが交互に配列しており、A→Bの結合様式がα1→3であり、B→Aの結合様式がβ1→4であり、非還元末端を構成する単糖がL-ガラクトース-6-硫酸であり、構成単糖としてL-ガラクトース-6-硫酸を1分子中に2以上含有し、構成単糖の数が4〜500 の偶数である酸性糖。

IPC (7件)：

C08B 37/00 ,  A61K 31/725 ABD ,  A61K 31/725 ADU ,  C07H 3/06 ,  C07H 11/00 ,  C12P 19/04 ,  C12R 1:89

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 免疫賦活剤
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-067479   出願人：フードデザイン技術研究組合
• 海苔分解物を利用した健康食品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-227613   出願人：社団法人マリノフォーラム二十一