特許
J-GLOBAL ID:200903074014586309

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 橋本 剛 ,  小林 博通 ,  富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-187169
公開番号(公開出願番号):特開2006-010192
出願日: 2004年06月25日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】偏平なチューブ2を構成する第1,第2プレート21,22の僅かな寸法誤差による周縁部の接合不良を防止する。【解決手段】冷却水が通流するケーシング内に収容されたオイルクーラのコアは、偏平なチューブ2を複数段積層することにより構成され、チューブ2内部をオイルが通流するとともに、隣接するチューブ2の間を冷却水が通流する。各チューブ2は、円形の第1プレート21と第2プレート22と両者間のフィンプレート23とからなり、第1プレート21周縁部の第1嵌合壁33の内側に第2プレート22周縁部の第2嵌合壁53が嵌合し、ロー付け接合される。第1嵌合壁33の傾斜角θ1は鈍角、第2嵌合壁53の傾斜角θ2は鋭角であるが、両者は平行ではなく、角度差θ3を有する。線接触となるため、両者は確実に嵌合する。楔状微小間隙55にはローが充満し、十分な接合強度が得られる。【選択図】図10
請求項(抜粋):
第1の流体が通流する空間内にコアが収容された熱交換器であって、上記コアは、周縁部において互いに接合された第1プレートと第2プレートとからなる偏平なチューブが、その内部の空間が互いに連通するように複数個多段に積層されて一体化されており、各チューブ内部の空間を第2の流体が通流するとともに、隣接するチューブの間の間隙を上記第1の流体が通流する熱交換器において、 上記第1プレートは、周縁部に、該第1プレートの底壁に対し鈍角に折れ曲がった第1嵌合壁が形成されており、 上記第2プレートは、周縁部に、上記第1嵌合壁の内周に嵌合するように、該第2プレートの底壁に対し鋭角に折れ曲がった第2嵌合壁が形成されており、 上記第1嵌合壁の内周に上記第2嵌合壁が嵌合した状態でロー付け接合されているとともに、 第1,第2嵌合壁が互いに嵌合したときにチューブの内側へ向かって拡がる楔状の微小間隙が生じるように、上記第2嵌合壁の傾斜角が、上記第1嵌合壁の傾斜角の補角よりも小さく設定されていることを特徴とする熱交換器。
IPC (2件):
F28F 3/08 ,  F28D 9/00
FI (2件):
F28F3/08 311 ,  F28D9/00
Fターム (3件):
3L103AA05 ,  3L103BB15 ,  3L103CC09
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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