特許
J-GLOBAL ID:200903074021986916
デオキシリボ核酸複合体を固定化したシリコーン構造体の製造方法及び該方法により得られたシリコーン構造体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-186241
公開番号(公開出願番号):特開2008-012434
出願日: 2006年07月06日
公開日(公表日): 2008年01月24日
要約:
【課題】芳香族化合物吸着性を有し、かつ力学的強度と弾性とを備えたDNA複合体を固定化したシリコーン構造体を大量に製造することができる方法及び該方法により得られたシリコーン構造体を提供する。【解決手段】本発明のDNA複合体を固定化したシリコーン構造体の製造方法は、DNA11を含有する水溶液と両親媒性分子12を含有する水溶液とを混合してDNA複合体13を形成する工程と、形成したDNA複合体を有機溶媒14に溶解してDNA複合体溶解液16を調製する工程と、網状構造を有するシリコーン17を調製したDNA複合体溶解液中に浸漬することにより、シリコーンの網状構造内にDNA複合体と溶媒とを取り込ませ、シリコーンを膨潤させる工程と、膨潤させたシリコーンから溶媒を除去することにより、シリコーンの網状構造内にDNA複合体を固定化させる工程とを含む。【選択図】図2
請求項(抜粋):
デオキシリボ核酸(11)を含有する水溶液と両親媒性分子(12)を含有する水溶液とを混合してデオキシリボ核酸複合体(13)を形成する工程と、
前記形成したデオキシリボ核酸複合体(13)を有機溶媒(14)に溶解してデオキシリボ核酸複合体溶解液(16)を調製する工程と、
網状構造を有するシリコーン(17)を前記調製したデオキシリボ核酸複合体溶解液(16)中に浸漬することにより、前記シリコーン(17)の網状構造内に前記デオキシリボ核酸複合体(13)と前記有機溶媒(14)とを取り込ませ、前記シリコーン(17)を膨潤させる工程と、
前記膨潤させたシリコーン(17)から有機溶媒(14)を除去することにより、前記シリコーン(17))の網状構造内に前記デオキシリボ核酸複合体(13)を固定化させる工程と
を含むことを特徴とするデオキシリボ核酸複合体を固定化したシリコーン構造体の製造方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
4G066AB06D
, 4G066AC03B
, 4G066AC28B
, 4G066AC28C
, 4G066BA09
, 4G066BA20
, 4G066CA56
, 4G066FA11
引用特許:
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