特許
J-GLOBAL ID:200903074031806088

光記録媒体用対物光学系およびこれを用いた光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-097049
公開番号(公開出願番号):特開2005-158213
出願日: 2004年03月29日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【目的】回折光学素子と対物レンズからなる対物光学系を用い、回折光学素子と対物レンズの間隔を光記録媒体の種類に応じて変更することで、3種の光記録媒体について使用光を平行光として入射させても、収差良好な状態で所定位置に集光することが可能となるようにして、光学系配置選択の自由度を高め装置のコンパクト化を図る。【構成】光源側から順に、光源側の面が平面をベースとする回折光学面で光記録媒体側の面が凹状非球面とされた回折光学素子L1と、両面が回転非球面の両凸対物レンズL2とを間隔可変に配列する。AOD9a、DVD9b、CD9cの各使用光は平行光として入射され、各々L1から出力された2次回折光(λ1)、1次回折光(λ2)、1次回折光(λ3)を所定の光記録媒体上に集光せしめる。L1とL2との空気間隔D2は、λ1集光時の間隔d1が、λ2集光時の間隔d2と等しく、λ3集光時の間隔d3より小となるように設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
情報の記録または再生がなされる際に、対応する使用光波長、開口数および基板厚が下記3つの条件式(1a)〜(3a)を満足するように設定された第1、第2および第3の光記録媒体のそれぞれに対して、使用光を所望の位置に収束させるための光記録媒体用対物光学系において、 光源側から順に、少なくとも一方の面に回折光学面を有する回折光学素子と、正の屈折力を有する対物レンズとからなり、 いずれの前記光記録媒体が選択される場合にも使用光は平行光として入射され、 いずれか1つの前記光記録媒体が選択される場合とその余の少なくとも1つの前記光記録媒体が選択される場合とで、前記回折光学素子と前記対物レンズとの空気間隔が互いに異なるように構成されたことを特徴とする光記録媒体用対物光学系。 λ1<λ2<λ3 ・・・(1a) NA1≧NA2>NA3 ・・・(2a) T1≦T2<T3 ・・・(3a) ただし、 λ1・・・前記第1の光記録媒体に対応する使用光波長(第1波長) λ2・・・前記第2の光記録媒体に対応する使用光波長(第2波長) λ3・・・前記第3の光記録媒体に対応する使用光波長(第3波長) NA1・・・前記第1の光記録媒体に対応する開口数(第1開口数) NA2・・・前記第2の光記録媒体に対応する開口数(第2開口数) NA3・・・前記第3の光記録媒体に対応する開口数(第3開口数) T1・・・前記第1の光記録媒体の基板厚(第1基板厚) T2・・・前記第2の光記録媒体の基板厚(第2基板厚) T3・・・前記第3の光記録媒体の基板厚(第3基板厚)
IPC (3件):
G11B7/135 ,  G02B13/00 ,  G02B13/18
FI (4件):
G11B7/135 Z ,  G11B7/135 A ,  G02B13/00 ,  G02B13/18
Fターム (29件):
2H087KA13 ,  2H087LA01 ,  2H087NA01 ,  2H087PA02 ,  2H087PA17 ,  2H087PB02 ,  2H087QA01 ,  2H087QA06 ,  2H087QA07 ,  2H087QA13 ,  2H087QA18 ,  2H087QA21 ,  2H087QA32 ,  2H087QA34 ,  2H087QA41 ,  2H087QA42 ,  2H087RA04 ,  2H087RA05 ,  2H087RA12 ,  2H087RA13 ,  2H087RA46 ,  2H087UA01 ,  5D789AA41 ,  5D789BA01 ,  5D789BB01 ,  5D789BB04 ,  5D789JA43 ,  5D789JA46 ,  5D789JB02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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