特許
J-GLOBAL ID:200903074078352603

内歯式リクライニングデバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋山 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-362525
公開番号(公開出願番号):特開平11-169252
出願日: 1997年12月15日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 内歯式リクライニングデバイスにおいて、ロック状態で、回動アームとベース部材との間にガタが発生し、着座者に不快感を与えると共に、商品価値が低下する。【解決手段】 ベース部材1の凹部10内に、インナーツース12A,12Bを案内側壁9a,9bで摺動自在に案内し、このインナーツースを摺動させるカム16を配設する。凹部10の底面9eを外側から中央部に向かうに従い回動アームとは反対側に傾斜させる。回動アーム2の内歯21aをその底部からベース部材1側に向かうに従い外側に微少角度傾斜させることにより、インナーツース12A,12Bの外歯13を回動アーム2の内歯21aに噛合させたロック状態でインナーツース12A,12Bを傾斜させてその外歯13をベース部材1の係止歯部11a,11bに確実に当接させる。
請求項(抜粋):
シートクッションに固定されるベース部材と、該ベース部材に回動可能に支持され且つシートバックに固定された回動アームと、前記ベース部材及び回動アーム間に介装された前記ベース部材に形成された凹部内にその側壁で進退自在に案内され且つ先端に外歯を形成した摺動係止部材と、該摺動係止部材をその外歯が前記回動アームに形成した内歯に噛合するロック位置及び前記外歯が内歯から離間するロック解除位置間で移動させる回動可能なカムと、該カムを回動させる操作レバーとを少なくとも備えた内歯式リクライニングデバイスにおいて、前記ベース部材の凹部における前記回動アームの内歯に対応する位置に回動アームの内歯に対して僅かに大きいピッチ円の内歯が形成されていると共に、前記回動アームの内歯及びこれに噛合する摺動係止部材の外歯の何れか一方の歯面が、前記ロック位置で摺動係止部材の外歯がベース部材の係止歯部と噛合するように微少傾斜角度の傾斜面に形成されていることを特徴とする内歯式リクライニングデバイス。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
FI (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
引用特許:
審査官引用 (2件)

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