特許
J-GLOBAL ID:200903074085605053

多流路形ロータリジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-370717
公開番号(公開出願番号):特開2002-174379
出願日: 2000年12月05日
公開日(公表日): 2002年06月21日
要約:
【要約】【課題】 複数種の流体を良好に流動させる多流路形ロータリジョイントを提供する。【解決手段】 ジョイント本体1と回転体2との間の環状空間10を、交互に配した固定密封環11及び保持壁12と保持壁12に保持させた上下一対の可動密封環13とにより、連絡空間15と冷却空間16とに区画する。両体1,2には、連絡空間15に開口する第1及び第2流体通路27,28が形成される。第2流体通路28は、主通路30と上下部通路31,32とこれらの通路を連通する接続通路33とからなる。各保持壁12には、その両側に位置する冷却空間16を連通する冷却流体通過孔25が形成される。ジョイント本体1には、上下端の冷却空間16に夫々開口する供給路42及び排出路43が形成されていて、冷却流体44を供給路42から全冷却空間16を順次通過して排出路43へと流動させる。
請求項(抜粋):
ジョイント本体に軸線が上下方向に延びる回転体を回転自在に連結して、ジョイント本体の内周部と回転体の外周部との間に、上下方向に所定間隔を隔てて設けた一対のシール部材により閉塞された環状空間を形成し、この環状空間において、ジョイント本体の内周部に設けたN個(Nは2以上の自然数)の環状の保持壁と回転体の外周部に設けたN+1個の固定密封環とを上下方向に交互に配置し、各保持壁の内周部に、その両側に位置する固定密封環に対向する上下一対の可動密封環を上下方向に所定間隔を隔てて上下移動自在且つ相対回転不能に嵌合保持すると共に、各保持壁とこれに保持された可動密封環との間に、当該可動密封環をこれに対向する固定密封環に押圧接触させるべく附勢する附勢部材を配設して、前記環状空間を、各保持壁に保持された上下一対の可動密封環とこれらに相対回転摺接する両固定密封環と回転体の外周部とで囲繞形成されるN個の連絡空間と、固定密封環と可動密封環との相対回転摺接部分において連絡空間と遮蔽シールされ且つ保持壁で仕切られるN+1個の冷却空間と、に区画し、ジョイント本体に、各保持壁を貫通して各連絡空間に開口するN個の第1流体通路を形成すると共に、回転体に、各連絡空間に開口するN個の第2流体通路であって、その各々が回転体外に開口する主通路と当該連絡空間の上端部に開口する上部通路と当該連絡空間の下端部に開口する下部通路とこれらの通路を回転体の周方向又は上下方向において齟齬する位置において連通接続する接続通路とからなる第2流体通路を形成して、第1流体通路と第2流体通路とを連絡空間で相対回転自在に連通接続し、各保持壁に、これに形成された第1流体通路と交差することなく当該保持壁の両側に位置する冷却空間を連通する冷却流体通過孔を形成すると共に、ジョイント本体に、最下位及び最上位の冷却空間に夫々開口する冷却流体の供給路及び排出路を形成して、冷却流体が供給路から全冷却空間を順次通過して排出路へと流動されるように構成したことを特徴とする多流路形ロータリジョイント。
IPC (3件):
F16L 27/08 ,  F16J 15/34 ,  H01L 21/304 622
FI (3件):
F16J 15/34 B ,  H01L 21/304 622 Z ,  F16L 27/08 Z
Fターム (14件):
3H104JA04 ,  3H104JB04 ,  3H104JC01 ,  3H104JC08 ,  3H104JC09 ,  3H104JD09 ,  3H104LF01 ,  3H104LG02 ,  3J041AA03 ,  3J041BA04 ,  3J041BD06 ,  3J041DA01 ,  3J041DA05 ,  3J041DA20
引用特許:
出願人引用 (4件)
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