特許
J-GLOBAL ID:200903074091394803

放電灯点灯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-084175
公開番号(公開出願番号):特開平10-284275
出願日: 1997年04月02日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】放電ランプの寿命末期だけでなくフィラメントの断線やルーズコンタクト状態を検出し、保護動作を行なう放電灯点灯装置を提供する。【解決手段】インバータ回路2と放電ランプLaとの間に出力トランスT1 を設け、出力トランスT1 の検出用巻線n3 の出力によりランプ寿命検出回路4が放電ランプLaの寿命末期を検出する。また、放電ランプLaのフィラメントに直流電流を流しておき、第1のフィラメント検出回路5では直流電源の有無によりフィラメントの断線の有無を検出する。さらに、放電ランプLaの点灯時にフィラメントに流れる電流の平衡・不平衡に基づいて第2のフィラメント検出回路6がルーズコンタクトを検出する。ランプ寿命検出回路4と第1のフィラメント検出回路5と第2のフィラメント検出回路6とのいずれかが異常を検出すると、インバータ回路2を予熱時のスイッチング周波数で動作させる。
請求項(抜粋):
直流電源を高周波電力に変換するインバータ回路と、インバータ回路の出力を昇圧して放電ランプに印加する出力トランスと、インバータ回路と出力トランスとの間に挿入された共振回路と、インバータ回路の出力を受けて放電ランプのフィラメントに予熱電流を流す予熱トランスと、インバータ回路から放電ランプのフィラメントへの予熱電流経路に挿入されインバータ回路の動作周波数が高いほど予熱電流を増加させるフィルタと、出力トランスに設けた検出用巻線の両端電圧の上昇時に放電ランプの寿命末期と判断するランプ寿命検出回路と、放電ランプの両フィラメント間にインピーダンス要素を挿入した直列回路に電流を流すとともにこの電流の有無を検出する第1のフィラメント検出回路と、放電ランプの点灯時に両フィラメントに流れる電流の平衡・不平衡を検出する第2のフィラメント検出回路と、ランプ寿命検出回路により放電ランプの寿命末期が検出されるか第1のフィラメント検出回路によりフィラメントを通る電流が検出されないか第2のフィラメント検出回路により両フィラメントを流れる電流の不平衡が検出されると異常と判断して、インバータ回路の動作周波数を共振回路の共振周波数よりも高く設定されている放電ランプの点灯時の周波数よりもさらに高く設定するランプ異常保護回路とを具備することを特徴とする放電灯点灯装置。
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開平1-315995
  • 蛍光灯インバータの保護装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-198488   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平4-132195
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