特許
J-GLOBAL ID:200903074197654898
騒音制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-293708
公開番号(公開出願番号):特開平10-143166
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 受聴者近傍での騒音低減の装置を大きくすることなく、かつ周囲への音響的な影響を最小限に押さえた騒音制御装置を実現すること。【解決手段】 車両等の座席1の上部に誤差検出器7を設け、背もたれ4内部をバックキャビティ12とする。そして頭部保持装置3の内部に中高音域制御音源9を取り付け、バックキャビティ12の内部上方に低域制御音源11を取り付ける。着座者2の頭部付近に生じる騒音を消すため、周囲騒音を騒音検出器5で検出し、制御音発生手段11に与える。制御音発生手段11は誤差検出器7で検出される誤差音が最小となるような制御信号を生成し、中高音域制御音源9と低域制御音源11とに出力する。こうすると小さいスペースで制御音源を設置でき、且つ騒音の低音成分を効率よく相殺できる。
請求項(抜粋):
座席の着座者の頭部に到来する騒音に対して制御音を重畳することにより、着座者の頭部付近の騒音レベルを低減する騒音制御装置であって、前記座席の背もたれに取り付けられ、着座者の頭部を保持する頭部保持装置と、着座者に伝わる騒音を検出する少なくとも1つの騒音検出器と、前記座席の上部右側及び左側に設置され、前記騒音と前記制御音の合成音を誤差音として検出する第1及び第2の誤差検出器と、前記座席の背もたれの内部空間をバックキャビティとし、前記バックキャビティ上部に前記第1の誤差検出器に近接して設置され、低域の制御音を出力する第1の低域制御音源と、前記座席の背もたれの内部空間をバックキャビティとし、前記バックキャビティ上部に前記第2の誤差検出器に近接して設置され、低域の制御音を出力する第2の低域制御音源と、前記第1の誤差検出器に近接するよう前記頭部保持装置に内設され、中高域の制御音を出力する第1の中高域制御音源と、前記第2の誤差検出器に近接するよう前記頭部保持装置に内設され、中高域の制御音を出力する第2の中高域制御音源と、前記騒音検出器の騒音信号と前記第1及び第2の誤差検出器の誤差信号とに基づいて、前記第1及び第2の誤差検出器の位置で前記騒音と逆位相で同音圧になる制御音の信号を生成し、前記第1及び第2の中高域制御音源並びに前記第1及び第2の低域制御音源に出力する制御音発生手段と、を具備することを特徴とする騒音制御装置。
IPC (4件):
G10K 11/178
, B60R 11/02
, F01N 1/00
, H03H 17/00 601
FI (4件):
G10K 11/16 H
, B60R 11/02 B
, F01N 1/00 A
, H03H 17/00 601 M
引用特許:
審査官引用 (5件)
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車室内騒音低減装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-215830
出願人:富士重工業株式会社, パイオニア株式会社
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騒音制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-305274
出願人:富士通テン株式会社
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騒音制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-073529
出願人:富士通テン株式会社
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消音装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-308545
出願人:松下電器産業株式会社
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特開平4-190396
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