特許
J-GLOBAL ID:200903074230928435

自動変速機の液路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-086239
公開番号(公開出願番号):特開2003-278798
出願日: 2002年03月26日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 遊星歯車機構のピニオンシャフト内に形成した液路に流体を供給する自動変速機の液路構造において、自動変速機全体の軸線寸法や部品点数の増加なく、キャリアおよび遠心キャンセラ間の隙間からピニオンシャフト内に形成した液路に流体を効率的に導入する。【解決手段】シングルタイプ遊星歯車機構およびロークラッチ130とを隣接配置し、シングルタイプ遊星歯車機構110のキャリア114をロークラッチの回転ドラム131の内周部に遠心キャンセラと向かい合うように結合させ、これらキャリアおよび遠心キャンセラ間に隙間を形成し、この隙間を用いてピニオンシャフト114内に形成した油路に流体を供給する自動変速機の油路構造であって、遠心キャンセラは、キャリアと向かい合う側面に該キャリアとの接触によって隙間を封じて油室を画成するシール部材を一体に備える。
請求項(抜粋):
サンギアおよびリングギア間に配したピニオンをキャリアに設けたピニオンシャフトで回転自在に支持する遊星歯車機構と、回転ドラムおよび回転ハブに設けた摩擦部材を互いに締結または開放させるピストンを前記回転ドラムの内部に摺動自在に収納してピストン作動用液圧室を形成すると共に該ピストン作動用液圧室と対向する前記回転ドラムの内周部に遠心キャンセラを設けた湿式多板クラッチとを隣接配置し、前記キャリアを前記回転ドラムの内周部に前記遠心キャンセラと向かい合うように配置させて、これらキャリアおよび遠心キャンセラ間に隙間を形成し、この隙間を用いて前記ピニオンシャフト内に形成した液路に流体を供給する自動変速機の液路構造において、前記遠心キャンセラと前記キャリアとの間に、前記隙間を封じて液室を画成するシール部材を備えるものであることを特徴とする自動変速機の液路構造。
IPC (2件):
F16D 25/0638 ,  F16H 57/04
FI (2件):
F16H 57/04 J ,  F16D 25/063 K
Fターム (25件):
3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057CA09 ,  3J057DC07 ,  3J057EE05 ,  3J063AA01 ,  3J063AB12 ,  3J063AB43 ,  3J063AB53 ,  3J063AC04 ,  3J063BA11 ,  3J063BB41 ,  3J063BB46 ,  3J063CA01 ,  3J063CB06 ,  3J063CD13 ,  3J063CD17 ,  3J063CD32 ,  3J063XD03 ,  3J063XD23 ,  3J063XD32 ,  3J063XD46 ,  3J063XD62 ,  3J063XD73 ,  3J063XE14
引用特許:
審査官引用 (3件)

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