特許
J-GLOBAL ID:200903074243865114

自動車の車体上部の衝撃エネルギ吸収構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 宣行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213027
公開番号(公開出願番号):特開平9-039834
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 金属製の2つのエネルギ吸収パネルの端末部に生じていたエネルギ吸収の減少量を補償すること。【解決手段】 アウタパネルおよびインナパネルによって閉じ構造に形成され、前後方向へ伸びるルーフサイドレール(10)を備える自動車の車体上部の衝撃エネルギを吸収する構造であって、アウタパネルおよびインナパネルの板厚より小さな板厚を有する鋼板製の2つのエネルギ吸収パネル(12、14)を備える。2つのエネルギ吸収パネルは、同じ断面形状および同じ板厚であり、互いに隣接する端末部(13C、15C)が重なり合うようにルーフサイドレールの前後方向へ配置され、かつ、腹部分(13A、15A)を接合することなくフランジ部分(13B、15B)でルーフサイドレールに接合される。
請求項(抜粋):
アウタパネルおよび該アウタパネルから車室内方へ間隔をおいて配置されるインナパネルそれぞれのフランジ部分を接合して閉じ構造に形成され、長手方向へ伸びる構造部材を備える自動車の車体上部の衝撃エネルギを吸収する構造であって、前記アウタパネルの板厚および前記インナパネルの板厚より小さな板厚を有する金属製の2つのエネルギ吸収パネルを備え、これらエネルギ吸収パネルは実質的に同じ断面形状および実質的に同じ板厚であり、前記インナパネルの車室内方へ間隔をおいて配置される腹部分と、該腹部分に連なるフランジ部分とを有し、前記2つのエネルギ吸収パネルは、互いに隣接する端末部が重なり合うように前記構造部材の長手方向へ配置され、かつ、前記腹部分を接合することなく前記フランジ部分を前記構造部材の接合部に接合して前記構造部材に取り付けられた、自動車の車体上部の衝撃エネルギ吸収構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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