特許
J-GLOBAL ID:200903074246119332

スチレン系樹脂及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-050162
公開番号(公開出願番号):特開2000-248013
出願日: 1999年02月26日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 スチレンダイマー及びスチレントリマーの含有量の少ないスチレン系樹脂をラジカル重合法によって生産性良く、かつ分子量の低下を伴うことなく製造することができるスチレン系樹脂の製造方法を提供する。【解決手段】 スチレンのラジカル重合に際し、重合開始剤としての一分子中に3個以上のペルオキシ結合を有する多官能ペルオキシドが単量体に対しペルオキシド結合濃度として0.001〜0.05(モル/リットル)使用される。重合温度は80〜140°Cで、下記の数式(1)の条件を満たすことが必要である。 kd[I]/ki≧8000〔(モル)3 /(リットル)3 〕 ・・・(1)式中、kdは多官能ペルオキシドの熱分解速度定数〔(秒)-1〕、[I]は初期ペルオキシ結合濃度(モル/リットル)、kiは熱開始速度定数〔(リットル)2 ×(モル)-2×(秒)-1〕を表す。
請求項(抜粋):
重合開始剤を用いてスチレン系単量体をラジカル重合するスチレン系樹脂の製造方法において、重合開始剤として一分子中に3個以上のペルオキシ結合を有する多官能ペルオキシドを使用し、その多官能ペルオキシドを単量体に対しペルオキシド結合濃度として0.001〜0.05(モル/リットル)使用し、重合温度80〜140°Cであり、かつ下記の数式(1)を満たす条件下で重合させることを特徴とするスチレン系樹脂の製造方法。 kd[I]/ki≧8000〔(モル)3 /(リットル)3 〕 ・・・(1)式中、kdは多官能ペルオキシドの熱分解速度定数〔(秒)-1〕、[I]は初期ペルオキシ結合濃度(モル/リットル)、kiは熱開始速度定数〔(リットル)2 ×(モル)-2×(秒)-1〕を表す。
IPC (4件):
C08F 4/36 ,  A47G 19/00 ,  C08F 2/00 ,  C08F 12/06
FI (4件):
C08F 4/36 ,  A47G 19/00 A ,  C08F 2/00 Z ,  C08F 12/06
Fターム (28件):
3B001CC36 ,  3B001CC38 ,  4J011AA05 ,  4J011AA09 ,  4J011AB02 ,  4J011BB01 ,  4J011BB02 ,  4J011NC07 ,  4J015BA03 ,  4J100AB02P ,  4J100AB03Q ,  4J100AB04Q ,  4J100AJ02Q ,  4J100AJ09Q ,  4J100AL03Q ,  4J100AL04Q ,  4J100AL09Q ,  4J100AM02Q ,  4J100AM43Q ,  4J100AM47Q ,  4J100AM48Q ,  4J100BC04Q ,  4J100CA01 ,  4J100CA04 ,  4J100FA03 ,  4J100FA28 ,  4J100FA39 ,  4J100JA59
引用特許:
審査官引用 (9件)
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