特許
J-GLOBAL ID:200903074300342700

動画像中の移動物体抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-238834
公開番号(公開出願番号):特開平9-081751
出願日: 1995年09月18日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【目的】動画像中において、背景領域のみの位置合わせをし、移動物体を精度よく抽出することができる移動物体抽出装置を実現する。【構成】フレーム画像において複数の注目点P1 ,P2 ,..を設定し、組分けし、各組ごとに、当該組に属する注目点により構成される三角形を作る。設定された注目点に対応する対応点を他のフレーム画像において探索し、アフィン変換する場合の変換パラメータをそれぞれ求める。このように求められた変換パラメータを用いて、フレーム画像をそれぞれアフィン変換し、変換後の各画像において領域がどの程度キャンセルされているかを調べ、キャンセルの程度が良好なアフィン変換を実現した注目点を選出し、選出された注目点で構成する図形と、他のフレーム画像においてこれに対応する対応点で構成する図形との間でアフィン変換をする場合の、最も誤差の少ない変換を実現するアフィン変換のパラメータを見つける。このパラメータによりアフィン変換をして差分をとれば、背景領域のキャンセルされた画像を得ることができる。
請求項(抜粋):
複数のフレーム画像間で現れる同一の背景領域を抽出してキャンセルし、移動物体のみを抽出する装置であって、(a) いずれかのフレーム画像において複数の注目点を設定する手段、(b) 前記注目点を組分けし、各組ごとに、当該組に属する注目点により構成される図形を設定する手段、(c) 前記(a) の手段により設定された注目点に対応する対応点を他のフレーム画像において探索する手段、(d) 前記(b) の手段により設定された各図形を、前記他のフレーム画像における対応点により設定される各図形にアフィン変換する場合の変換パラメータをそれぞれ求める手段、(e) 前記(a) の手段により注目点が設定されたフレーム画像を、前記(d) の手段により求められた変換パラメータを用いてそれぞれアフィン変換する手段、(f) 前記(e) の手段により変換されたフレーム画像と、前記他のフレーム画像との差分画像をそれぞれ求める手段、(g) 前記(f) の手段により求められた差分画像で、画像がどの程度キャンセルされているかを調べる評価値を求め、キャンセルの程度が良好なアフィン変換を実現した1又は複数の図形を構成する注目点を選出する手段、並びに(h) 前記(g) の手段により選出された注目点で構成する1つの図形と、前記他のフレーム画像においてこれに対応する対応点で構成する1つの図形との間でアフィン変換をする場合の、最も誤差の少ない変換を実現するアフィン変換のパラメータを見つける手段、を具備することを特徴とする移動物体抽出装置。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 動画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-239853   出願人:株式会社東芝
  • 動画像解析方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-308623   出願人:日本電気株式会社
  • 特開昭56-097177
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