特許
J-GLOBAL ID:200903074316282570

板厚方向材質差の小さい低降伏比高張力鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-300960
公開番号(公開出願番号):特開2000-129350
出願日: 1998年10月22日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】【課題】高層建築物などに用いる低降伏比高張力鋼材を板厚方向の材質の均一性を損なうことなく安価で大量に安定して製造する方法を提供する。【解決手段】鋼成分として、重量% で、C:0.02〜0.18%,Si:0.05 〜0.5%,Mn:0.6〜1.7%,Al ≦0.08% 含有する鋼材を1000°C以上に加熱後Ar3 以上において圧下率50% 以上の熱間圧延を行った後、Ar3 以上から2 °C/秒以上で加速冷却を開始して、表面温度が(Ar3 -200)°C以下で一旦冷却を中断し、650 °C以上Ac1 以下に復熱した後、再び2 °C/秒以上で平均温度Ar3 〜(Ar3 -100)°Cまで加速冷却し、下記(1) 式を満たす待機時間:t秒の待機を行った後、平均温度が400 °C未満まで2 °C/秒以上の加速冷却を行い、その後630 °C越えAc1 点以下で焼戻す。101.3-0.006×ΔT≦t≦150 ...(1) ここで、△T(°C):Ar3 と待機時の平均温度T(°C)の温度差(=Ar3 -T)、t(秒):待機時間
請求項(抜粋):
鋼成分として、重量%で、C:0.02〜0.18%と、Si:0.05〜0.5%と、Mn:0.6〜1.7%と、Al:0.08%以下含有する鋼材を1000°C以上に加熱後Ar3 以上の温度域において圧下率が50%以上の熱間圧延を行う工程と、熱間圧延された鋼材をAr3 以上から2°C/秒以上の冷却速度で加速冷却を開始して、表面温度が(Ar3 -200)°C以下で一旦冷却を中断し、表面温度が650°C以上Ac1 以下に復熱した後、再び2°C/秒以上の冷却速度で平均温度Ar3 〜(Ar3 -100)°Cの温度範囲まで加速冷却し、当該温度域において下記(1)式を満たす待機時間:t秒の待機を行う工程と、待機された鋼材を平均温度が400°C未満の温度域まで2°C/秒以上の冷却速度で加速冷却を行い、その後630°C越えAc1 点以下の温度で焼戻す工程と、を備えたことを特徴とする、板厚方向材質差の小さい低降伏比高張力鋼材の製造方法。101.3-0.006×ΔT≦t≦150 ...(1)ここで、ΔT(°C):Ar3 と待機時の平均温度T(°C)の温度差(=Ar3-T)、t(秒):待機時間
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/48
FI (4件):
C21D 8/02 A ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/48
Fターム (22件):
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA14 ,  4K032AA15 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA20 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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