特許
J-GLOBAL ID:200903074423281196

赤外線検知回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 成示 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-268111
公開番号(公開出願番号):特開平9-113358
出願日: 1995年10月17日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 自己発熱の影響を低減することのできる赤外線検知回路を提供する。【解決手段】 信号を検出するために、まずスイッチSW1の1列目をON,2〜n列目をOFFにして、スイッチSW2の1〜m行までスイッチを切り替えて、全行の赤外線感応抵抗体を検出し終えると、スイッチSW1を2列目に切り替えて上述の動作を繰り返す。以上の動作を繰り返すことにより、検出部1の全ての赤外線感応抵抗体を検出する。この時、スイッチ制御部3は、1行目の赤外線感応抵抗体に対する電圧印加のためのスイッチSW1の切替に同期してスイッチSW3をONにする。そして、基準抵抗体Rrefで検出された抵抗値が抵抗/電圧信号変換器4bにより電圧信号に変換され、サンプルホールド回路5に入力される。サンプルホールド回路5は、入力された電圧信号を保持し、抵抗/電圧信号変換器4aからの出力に同期して保持している電圧信号を差動増幅器6に対して出力する。差動増幅器6は、入力された2つの電圧信号の差分をとり増幅を行う。
請求項(抜粋):
赤外線による輻射熱を検出する赤外線感応抵抗体を2次元配列した検出部と、赤外線感応抵抗体と同特性を示し赤外線の輻射熱が伝わらないようにした基準抵抗体と、前記赤外線感応抵抗体及び前記基準抵抗体の赤外線による輻射熱に対応した抵抗変化を電圧信号に変換し差分をとって増幅する処理部と、電圧を印加する前記赤外線感応抵抗体の切替を行う切替部とを有して成り、前記赤外線感応抵抗体及び基準抵抗体に電圧を印加することにより赤外線による輻射熱を検出するようにした赤外線検知回路において、前記検出部の各赤外線感応抵抗体及び基準抵抗体への電圧印加を制御する電圧制御部を付加し、該電圧制御部により前記検出部の各赤外線感応抵抗体に電圧を印加する時間と基準抵抗体に電圧を印加する時間とを等しくするようにしたことを特徴とする赤外線検知回路。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 赤外線撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-307757   出願人:浜松ホトニクス株式会社
  • 温度測定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-163422   出願人:山武ハネウエル株式会社
  • 特開平4-295732
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