特許
J-GLOBAL ID:200903074467596275
パーソナル冷却兼加熱システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
江崎 光史
, 三原 恒男
, 奥村 義道
, 鍛冶澤 實
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-500867
公開番号(公開出願番号):特表2006-518424
出願日: 2004年01月10日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
本発明は、特にユーザーが着用しかつ運転した場合に数時間の効率の高い冷却あるいは加熱を提供するために設計された、十分調節可能なパーソナル冷却兼加熱システムに関する。この複合化したパーソナル冷却兼加熱システムの発明は、その使用に関連した危害を及ぼす危険がまず無く、苛性化学物質あるいは有害化学物質を使用せずに、数時間の効率の高い冷却あるいは加熱を提供することができる。このパーソナル冷却兼加熱システムの発明は、軽量で、構造面で耐久性があり、かつ特に冷却及び加熱を行う手段が限定されているかあるいは利用できない苛酷な気候条件で使用するために設計されている。
請求項(抜粋):
ベストと、少なくとも一つの温度センサーと、ベストにより収容された温度伝達媒体と、冷却ユニットと、加熱ユニットと、温度伝達媒体移送手段とを備え、
温度伝達媒体移送手段が、温度伝達媒体をベストから冷却ユニット内へ移送でき、この冷却ユニット内において、温度伝達媒体が一つ以上の冷却手段により冷却され、次いでいったん冷却されると、温度伝達媒体が、温度伝達媒体移送手段によりベストへ戻され、
温度伝達媒体移送手段が、温度伝達媒体をベストから加熱ユニット内へ移送でき、この加熱ユニット内において、温度伝達媒体が一つ以上の加熱手段により加熱され、次いでいったん加熱されると、温度伝達媒体が、温度伝達媒体移送手段によりベストへ戻され、
ユーザーが調節可能な電子式制御部を備え、このユーザーが調節可能な電子式制御部が、温度伝達媒体移送手段と、冷却手段と、加熱手段とに電気的に接続しており、
ユーザーが調節可能な電子式制御部が、温度センサーに電子的に接続しており、温度センサーが、ユーザーが調節可能な電子式制御部に対して、ベストの温度が、ユーザーが調節可能な電子式制御部で設定しているユーザーに選択された温度と異なっていることを伝達すると、ユーザーが調節可能な電子式制御部により、温度伝達媒体移送手段が作動し、それにより温度伝達媒体はベストから移送され、
温度センサーが、ユーザーが調節可能な電子式制御部に対して、ベストの温度がユーザーに選択された温度よりも高いことを伝達すると、ユーザーが調節可能な電子式制御部が、冷却手段だけを自動的にかつ電子的に作動させ、それにより、ベストから移送された温度伝達媒体が、温度伝達媒体移送手段によりベストに戻される前に、冷却手段により冷却され、
温度センサーが、ユーザーが調節可能な電子式制御部に対して、ベストの温度がユーザーに選択された温度よりも低いことを伝達すると、ユーザーが調節可能な電子式制御部が、加熱手段だけを自動的にかつ電子的に作動させ、それにより、ベストから移送された温度伝達媒体が、温度伝達媒体移送手段によりベストに戻される前に、加熱手段により加熱され、そして
電源供給手段を備え、この電源供給手段が、温度伝達媒体移送手段と、冷却手段あるいは加熱手段のどちらかとを作動させるために温度センサーと交信して、電子式制御部に必要な電力を供給するために、調節可能な電子式制御部に電子的に接続していることを特徴とするパーソナル冷却兼加熱システム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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生体用冷却・加熱装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-250356
出願人:株式会社低温工学
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人体の温度調節装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-001689
出願人:ダイキン工業株式会社
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熱搬送装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-237013
出願人:松下電器産業株式会社
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