特許
J-GLOBAL ID:200903074614641761

コンピュータトモグラフィ(CT)システムのX線管の電力レベルを適合的に変調する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-088412
公開番号(公開出願番号):特開平10-295681
出願日: 1998年04月01日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 患者の投影データの取得中、最終画像中のノイズアーチファクトを大して増大させずに、患者を透過して放射されるX線ビームの全X線線量を、できる限り低く保持した、コンピュータトモグラフィシステム用の方法を提供すること。【解決手段】 患者の人体スライスの投影像を得る間、患者を透過して放射されて、CTシステムの検出器手段に達するX線ビームのX線線量を低減するためのCTシステムのX線管の電力レベルを適合的に変調する方法において、各投影の間得られる患者投影データから投影毎に最大減衰量レベルの値が形成されてメモリに記憶され、記憶された値の少なくとも1つの値に基づいて、次の投影のための最大減衰量レベルの値が予測され、次の投影の間、X線管の電力レベルが形成され、次の投影の間、前記X線管の各電力レベルが調整される。【効果】 全検査中、患者を透過するX線放射の全照射線量が低減される。
請求項(抜粋):
患者の人体スライスの投影像を得る間、患者を透過して放射されて、コンピュータトモグラフィ(CT)システムの検出器手段に達するX線ビームのX線線量を低減するための前記コンピュータトモグラフィ(CT)システムのX線管の電力レベルを適合的に変調する方法において、各投影の間得られる患者投影データから投影毎に最大減衰量レベルの値を形成するステップと、形成された前記値を記憶するステップと、前記記憶された値の少なくとも1つの値に基づいて、次の投影のための最大減衰量レベルの値を予測するステップと、前記各予測値に基づいて、前記検出器手段に達する前記X線ビームの最小強度が、前記検出器手段の量子化雑音よりも大きいように、次の投影の間、前記X線管の電力レベルを形成するステップと、前記X線管の前記形成された電力レベルに従って、次の投影の間、前記X線管の電力レベルを調整するステップとを有することを特徴とする方法。
IPC (2件):
A61B 6/03 330 ,  A61B 6/03 320
FI (2件):
A61B 6/03 330 B ,  A61B 6/03 320 C
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る