特許
J-GLOBAL ID:200903074615780404
位相差フィルム、偏光板及び液晶表示装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-243556
公開番号(公開出願番号):特開2006-058825
出願日: 2004年08月24日
公開日(公表日): 2006年03月02日
要約:
【課題】 本発明の目的は、製膜時に溶媒を使用しない溶融流延法によって製造された位相差フィルム、特に該位相差フィルムを偏光板保護フィルムとして活用した偏光板の提供、及び該偏光板を用いて表示品質が改善した液晶表示装置の提供にある。【解決手段】 少なくとも1種の安定化剤、少なくとも1種の可塑剤及びセルロース樹脂を含むフィルム構成材料を120°C以上250°C以下の溶融温度(Tm)で加熱溶融し、溶融流延法によって製造した位相差フィルムにおいて、下記特性a、bを満たすことを特徴とする位相差フィルム。a.可塑剤の熱分解温度 Td(1.0)>Tm、b.フィルム面内リターデーション値Ro、フィルム厚み方向リターデーション値Rthが次の範囲:30(nm)<Ro≦95(nm)、70(nm)<Rth≦400(nm)【選択図】 なし
請求項(抜粋):
少なくとも1種の安定化剤、少なくとも1種の可塑剤及びセルロース樹脂を含むフィルム構成材料を120°C以上250°C以下の溶融温度(Tm)で加熱溶融し、溶融流延法によって製造した位相差フィルムにおいて、下記特性a、bを満たすことを特徴とする位相差フィルム。
a.可塑剤の熱分解温度 Td(1.0)>Tm
(式中、Tdは熱分解温度、Tmは溶融温度を表す。)
b.下記式(i)、(ii)で表されるフィルム面内リターデーション値Ro、フィルム厚み方向リターデーション値Rthが下記範囲
30(nm)<Ro≦95(nm)、
70(nm)<Rth≦400(nm)
式(i) Ro=(nx-ny)×d
式(ii) Rth={(nx+ny)/2-nz}×d
(式中、nxはフィルム面内の遅相軸方向の屈折率であり、nyはフィルム面内の進相軸方向の屈折率であり、nzはフィルムの厚み方向の屈折率であり、dはフィルムの厚さを表す。)
IPC (3件):
G02B 5/30
, B29C 41/24
, B29C 55/12
FI (3件):
G02B5/30
, B29C41/24
, B29C55/12
Fターム (41件):
2H049BA02
, 2H049BA06
, 2H049BA42
, 2H049BB33
, 2H049BB43
, 2H049BB49
, 2H049BC03
, 2H049BC09
, 2H049BC22
, 4F205AA01
, 4F205AB06
, 4F205AB07
, 4F205AB14
, 4F205AC05
, 4F205AH73
, 4F205GA07
, 4F205GB02
, 4F205GC02
, 4F205GC07
, 4F205GE07
, 4F205GE24
, 4F205GF24
, 4F205GN13
, 4F205GN18
, 4F205GN21
, 4F205GW41
, 4F210AA01
, 4F210AB06
, 4F210AB07
, 4F210AB14
, 4F210AC05
, 4F210AH73
, 4F210AM32
, 4F210AR20
, 4F210QA02
, 4F210QC05
, 4F210QD01
, 4F210QD02
, 4F210QG01
, 4F210QG18
, 4F210QL00
引用特許: