特許
J-GLOBAL ID:200903074648769619

エジェクタサイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-216646
公開番号(公開出願番号):特開2004-060921
出願日: 2002年07月25日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】多量の冷凍機油が蒸発器内に滞留してしまうを防止する。【解決手段】空調熱負荷が所定値以上のときには、成績係数が目標値となるようにノズル41の開度を制御し、空調熱負荷が所定値未満のときには、ノズル41を流れる冷媒量が目標値となるようにノズル41の開度を制御する。これにより、蒸発器30に冷凍機油が溜まり易い空調熱負荷が小さいときに、蒸発器30内に滞留した冷凍機油を圧縮機10に循環させるに必要なポンプ能力をエジェクタ40で発生させることができ得る。したがって、多量の冷凍機油が蒸発器内に滞留してしまうを防止できるので、蒸発器30の冷凍能力の低下及び圧縮機10で潤滑油が不足してしまうことを未然に防止できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式のエジェクタサイクルであって、 冷媒を吸入圧縮する圧縮機(10)と、 前記圧縮機(10)から吐出した高圧冷媒の熱を放熱する高圧側熱交換器(20)と、 低圧冷媒を蒸発させる低圧側熱交換器(30)と、 高圧冷媒を減圧膨張させるとともに、その絞り開度が可変制御されるノズル(41)を有し、前記ノズル(41)から噴射する高い速度の冷媒流により前記低圧側熱交換器(30)にて蒸発した気相冷媒を吸引しながら膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して前記圧縮機(10)の吸入圧を上昇させるエジェクタ(40)と、 前記エジェクタ(40)から流出した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、気相冷媒用出口が前記圧縮機(10)の吸引側に接続され、液相冷媒用出口が前記低圧側熱交換器(30)に接続された気液分離手段(50)とを備え、 熱負荷が所定値以上のときには、成績係数が目標値となるように前記ノズル(41)の開度を制御し、熱負荷が所定値未満のときには、前記ノズル(41)を流れる冷媒量が目標値となるように前記ノズル(41)の開度を制御することを特徴とするエジェクタサイクル。
IPC (1件):
F25B1/00
FI (2件):
F25B1/00 389A ,  F25B1/00 304Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ヒートポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-264861   出願人:株式会社デンソー
  • エジェクタサイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-205528   出願人:株式会社デンソー
  • 冷凍装置用冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-088211   出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (3件)
  • ヒートポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-264861   出願人:株式会社デンソー
  • エジェクタサイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-205528   出願人:株式会社デンソー
  • 冷凍装置用冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-088211   出願人:株式会社デンソー

前のページに戻る