特許
J-GLOBAL ID:200903074656208235

画像読取装置および白基準読取方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-197371
公開番号(公開出願番号):特開2001-024889
出願日: 1999年07月12日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 コストを上昇させることなく、簡便に高品質な画像を読み取ることが可能な画像読取装置および白基準読取方法を提供する。【解決手段】 ラインセンサの各撮像素子について副走査方向に複数ラインの白基準を読取り、読取られた白基準の副走査方向両端部に相当する第1および第2のライン群についてそれぞれ白基準データ設定部20の平均化回路21で平均化処理を施し、これらの平均値を比較回路22で比較し、その大きい方を設定回路23で白基準データとして設定する。このため、たとえ白基準板に塵や傷が付いていたとしても、これらの塵や傷が白基準板の両端部にわたって存在する可能性は極めて低いので、塵や傷のない部分を白基準データとして取り込むことができる。したがって、設定された白基準データは本来の白基準値と同等となり、ノイズ成分を低減し、S/N比を向上することができる。これにより、簡便に高品質な画像を読取ることができる。
請求項(抜粋):
原稿面に光を照射する光源と、前記原稿面からの反射光または透過光を電気信号に変換するラインセンサと、前記ラインセンサの画素出力データをA/D変換するA/D変換部と、副走査方向に複数ライン読取られた白基準の副走査方向両端部に相当する第1および第2のライン群についてそれぞれ平均化処理を施す平均化手段と、前記第1のライン群の平均値と前記第2のライン群の平均値とを比較する比較手段と、前記第1のライン群の平均値と前記第2のライン群の平均値との大きい方を白基準データとして設定する設定手段と、前記白基準データを用いて前記A/D変換部の出力データをシェーディング補正するシェーディング補正部と、を備えることを特徴とする画像読取装置。
IPC (2件):
H04N 1/401 ,  H04N 1/19
FI (2件):
H04N 1/40 101 A ,  H04N 1/04 103 E
Fターム (27件):
5C072AA01 ,  5C072BA08 ,  5C072CA02 ,  5C072EA04 ,  5C072FB12 ,  5C072RA16 ,  5C072UA02 ,  5C072UA06 ,  5C072VA03 ,  5C072XA01 ,  5C077LL13 ,  5C077LL17 ,  5C077LL19 ,  5C077MM02 ,  5C077MM03 ,  5C077MM15 ,  5C077MM27 ,  5C077MP08 ,  5C077PP06 ,  5C077PP32 ,  5C077PP46 ,  5C077PQ08 ,  5C077PQ18 ,  5C077PQ20 ,  5C077RR01 ,  5C077RR14 ,  5C077SS05
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 基準濃度調整方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-243685   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 特開平1-256871
  • 画像読取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-295451   出願人:株式会社リコー
全件表示

前のページに戻る