特許
J-GLOBAL ID:200903074763498599

車両の挙動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-059324
公開番号(公開出願番号):特開平11-255094
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 車両の不安定状態を予測して車両の挙動制御を実施することにより車両の挙動制御開始の遅れを改善することができる車両の挙動制御装置を得る。【解決手段】 車両状態演算部8で、車両が不安定状態になるか否かの予測を行い、各種センサから得られたデータより算出した車体速度Vと舵角センサ3から得られたステアリング舵角δを用いて算出した舵角ヨーレートSTYAWが、ヨーレートセンサ4から得られた実ヨーレートYAWrの2倍の値を超えるか、又は実ヨーレートYAWrの1/2の値に所定値C1を加算した値を超えて車両が不安定状態になるという予測判定が行われると、ヨーレート偏差ΔYAWの絶対値がアンダステアしきい値Thus以下でありアンダステア制御を行う状態になくとも、ステアリング舵角δの変化量Δδが所定値k1を超えるか、又はスロットル開度αの変化量Δαが所定値k2を超えると、所定のアンダステア制御が行われる。
請求項(抜粋):
各種センサから得られたデータを基にして算出される目標ヨーレートとヨーレートセンサから得られる車両のヨーレートとの偏差から、車両のアンダステアの判定を行い、アンダステア状態であると判定すると所定の制動力制御及び駆動力制御を行って車両のアンダステア制御を行う挙動制御装置において、上記各種センサから得られるデータから車両の不安定状態を予測すると共に、上記偏差を算出して該算出した偏差と車両の状態を判定するためのしきい値とを比較し、車両のアンダステアを判定する車両状態演算部と、該車両状態演算部による判定に従って所定の制動力制御を行う制動力制御部と、上記車両状態演算部による判定に従って所定の駆動力制御を行う駆動力制御部とを備え、上記車両状態演算部は、車両が不安定状態になると予測したときに、車両運転者による車両操作の変化量が所定値を超えると、上記制動力制御部及び駆動力制御部によるアンダステア制御を開始させることを特徴とする車両の挙動制御装置。
IPC (4件):
B60T 8/24 ,  B60K 41/20 ,  F02D 29/02 311 ,  F02D 41/04 310
FI (4件):
B60T 8/24 ,  B60K 41/20 ,  F02D 29/02 311 A ,  F02D 41/04 310 G
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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