特許
J-GLOBAL ID:200903074863915421

動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-303560
公開番号(公開出願番号):特開2001-059560
出願日: 1999年10月26日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 過負荷トルクの伝達を迅速に且つ確実に遮断できる動力伝達装置1を提供すること。【解決手段】 トルクリミッタとしての機能を有するギア部7は、プーリ3と一体に回転する回転部材5に対し回転規制された状態で軸方向に移動できるように連結され、圧縮機のシャフト2に固定されたハブ6に対し所定の締付けトルクで螺子結合されている。但し、ギア部7とハブ6との螺子結合は、ハブ6に対しプーリ3の回転方向にギア部7を回転させると締付けトルクが減少する(緩む)ように設けられている。従って、圧縮機がロックしてシャフト2側の負荷トルクが増大し、その負荷トルクがギア部7の締付けトルクより大きくなると、ハブ6に対してギア部7が緩む方向に相対回転する。その結果、ギア部7が回転部材5と一体に回転しながら軸方向に移動して、ハブ6との螺子結合が解除されるため、ハブ6と回転部材5との間で動力伝達が遮断される。
請求項(抜粋):
外部より回転力が伝達されて回転する駆動側回転体と、この駆動側回転体の回転中心と同軸に回転可能に支持された従動側回転体と、前記駆動側回転体と従動側回転体とを連結して前記駆動側回転体の回転を常時前記従動側回転体に伝達する伝達手段とを備え、この伝達手段は、前記駆動側回転体と従動側回転体の何方か一方の回転体に対し所定の締付けトルクで軸方向に螺子結合され、且つ他方の回転体に対し回転規制された状態で軸方向に移動可能に係合する連結部材を具備し、前記従動側回転体の負荷トルクが前記締付けトルクより大きくなった時に、前記一方の回転体と前記連結部材とが相対回転することにより、前記一方の回転体及び他方の回転体に対し前記連結部材が軸方向に移動して、前記駆動側回転体と従動側回転体との連結を解除することを特徴とする動力伝達装置。
IPC (5件):
F16H 35/10 ,  F04B 35/01 ,  F16D 7/02 ,  F16D 9/00 ,  F16H 7/14
FI (6件):
F16H 35/10 Z ,  F16H 35/10 D ,  F16D 7/02 F ,  F16H 7/14 Z ,  F04B 35/00 101 Z ,  F16D 9/00 Z
Fターム (12件):
3H076AA05 ,  3H076BB26 ,  3H076BB28 ,  3H076BB41 ,  3H076BB43 ,  3H076BB50 ,  3H076CC12 ,  3H076CC17 ,  3H076CC99 ,  3J049AA04 ,  3J049BH20 ,  3J049CA10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)
  • クラッチレス圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-185942   出願人:株式会社ゼクセル
  • 動力伝達構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-127322   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 特開昭58-191388

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