特許
J-GLOBAL ID:200903074870501691
酸化アルミニウム被覆工具
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-185450
公開番号(公開出願番号):特開2002-370105
出願日: 2001年06月19日
公開日(公表日): 2002年12月24日
要約:
【要約】【課題】 切削工程の短縮化に対する要求が強く、これに伴い過酷な条件下での断続切削が強いられる傾向にある。従来の酸化アルミニウム被膜を含む被膜が被覆された切削工具はこれら過酷な条件下では切れ刃の耐欠損性が不十分であり、さらに寿命増加が望まれるようになった。また酸化アルミニウム被膜を含む複合硬質膜が被覆された金型に代表される耐摩耗工具についても生産性向上のため寿命増加が望まれるようになった。【解決手段】 α型酸化アルミニウムの(012)結晶面が最強のX線回折強度であり、I(012)/I(104)>2、I(012)/I(110)>7.5、およびI(012)/I(116)>3の関係にある酸化アルミニウム被覆工具は、非常に耐欠損性に優れ工具特性が優れることを見出した。耐欠損性に代表される優れた工具特性の酸化アルミニウム被覆工具を提供する。
請求項(抜粋):
基材表面に単層膜または多層膜の被膜が被覆された被覆工具において、該被膜は、少なくとも一層がα型酸化アルミニウム(六方晶構造)を含む酸化膜からなり、該酸化膜をX線回折したときにおけるα型酸化アルミニウムの結晶面は、(012)結晶面が最強のX線回折強度であり、(012)結晶面、(104)結晶面、(110)結晶面、(116)結晶面におけるX線回折強度をそれぞれI(012)、I(104)、I(110)、I(116)としたときに、I(012)/I(104)>2、I(012)/I(110)>7.5、およびI(012)/I(116)>3の関係にある酸化アルミニウム被覆工具。
IPC (2件):
FI (2件):
B23B 27/14 A
, C23C 16/40
Fターム (29件):
3C046FF03
, 3C046FF05
, 3C046FF11
, 3C046FF16
, 4K030AA03
, 4K030AA14
, 4K030AA17
, 4K030AA24
, 4K030BA02
, 4K030BA06
, 4K030BA10
, 4K030BA12
, 4K030BA13
, 4K030BA17
, 4K030BA18
, 4K030BA19
, 4K030BA20
, 4K030BA22
, 4K030BA29
, 4K030BA35
, 4K030BA36
, 4K030BA38
, 4K030BA41
, 4K030BA43
, 4K030BB01
, 4K030BB12
, 4K030CA03
, 4K030FA10
, 4K030LA22
引用特許:
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