特許
J-GLOBAL ID:200903075058468245

伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-224391
公開番号(公開出願番号):特開2005-102161
出願日: 2004年07月30日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】 HDMI規格でデジタルHD映像信号とデジタル音声信号とを光多重伝送すると、コスト面及び装置の小型化の面で不利である。また、HDMI規格での伝送システムは、ブランキング期間に音声信号や制御信号を重畳しているものの無駄が多い。【解決手段】 映像の垂直同期信号と水平同期信号におけるブランキング信号の伝送を排除し、最低限送信・受信間の同期伝送を確保するため、垂直同期の識別が可能となる第1の同期データ(HV)2と、映像の有効ライン同期の識別が可能となる区切り識別信号である第2の同期データ(HDp)4と、有効ライン区間の画素データ11と最低限必要なデジタル音声信号9、10と、デジタル補助データ6、8を伝送することで伝送容量を減らし、光無線伝送のための伝送フォーマットの最適化を図ることで伝送速度の低減を可能とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
非圧縮のベースバンドレベルでのデジタル映像信号及びデジタル音声信号と共に、映像フォーマット・音声フォーマット等に関する補助情報を内容とするデジタル補助信号を多重化してシリアル伝送を行う伝送システムであって、 前記デジタル映像信号の画素データを、所定の単位区分ずつ記憶する第1の記憶手段と、 前記デジタル音声信号を伝送処理用マスタークロック発振器に同期したサンプリング周波数による音声サンプル単位にて、所定の単位区分ずつ記憶する第2の記憶手段と、 前記デジタル補助信号を記憶する第3の記憶手段と、 前記デジタル映像信号の垂直同期信号用同期データとして定義された第1の同期データと、前記デジタル映像信号の有効ライン識別用同期データとして定義された第2の同期データと、前記第1の記憶手段から読み出した前記デジタル映像信号と、前記第2の記憶手段から読み出した前記デジタル音声信号と、前記第3の記憶手段から読み出した前記デジタル補助信号とを所定順に時系列的に合成した、複数ラインからなる伝送信号を生成する伝送信号生成手段と、 前記伝送信号生成手段から出力された前記伝送信号をシリアルに伝送出力する出力手段とを有し、 前記伝送信号生成手段は、前記第1の同期データに続いて、前記第3の記憶手段からの前記デジタル補助信号を所定ビット数読み出して時系列的に合成した信号を第1のラインの伝送信号とし、前記第2の同期データに続いて、前記第3の記憶手段からの前記デジタル補助信号を所定ビット数読み出して時系列的に合成した信号を第2のラインの伝送信号とし、第3ライン以降所定ラインまでの複数ラインの各々の伝送信号は、前記第2の同期データに続いて、前記第2の記憶手段から1フィールド当たり伝送が必要な前記デジタル音声信号のサンプルデータ量M(M:自然数)バイトを、前記デジタル映像信号の有効ライン数N(N:自然数)で除して得られるデータ区分L(L:自然数)を順次読み出した後、前記第1の記憶手段から前記デジタル映像信号の各ラインにおける有効画素データ分を順次読み出して時系列的に合成し、ブランキング信号を排除した信号としたことを特徴とする伝送システム。
IPC (2件):
H04N7/08 ,  H04N7/081
FI (1件):
H04N7/08 Z
Fターム (6件):
5C063AB05 ,  5C063AB07 ,  5C063CA05 ,  5C063CA14 ,  5C063DA01 ,  5C063DA05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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