特許
J-GLOBAL ID:200903075073890999
救急蘇生用食道内エアウェイ
発明者:
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出願人/特許権者:
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公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343895
公開番号(公開出願番号):特開平10-179677
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 気管に挿入する必要が無く、チューブの断面も先端部も横長の楕円形状のため喉頭口に誤って挿入される危険が少なく、口腔から下部食道深部まで容易に挿入できて、選択的あるいは同時にバルーンを膨張し、先端部は食道を閉鎖し、基端部近くでは咽頭部で口腔・鼻腔からの通路を閉鎖して気密となり、換気操作をおこなえ、安全で、確実に上気道を確保する上で使用し易く、かつ緊急時に加圧人工呼吸による蘇生用にも使用する気道確保兼人工呼吸用具を提供する。【解決手段】 第1、第2のバルーンと、弓状に湾曲し、断面が横長の楕円形状で4又は3つのルーメンを持ち2つのバルーンの間に呼吸ガス流通用側孔を持ち、また、先端が直線状に延び、先端部は最先端が湾曲の外周側にくるように斜めに形成された呼吸用チューブと、バルーンを選択的にあるいは同時に膨張させるバルーン膨張用チューブとからなり、第2のバルーンは第1のバルーンに比べ弾性の低い材料で形成し、同時に膨張する場合は第1のバルーンの膨張径が制限できる材料を選択する。
請求項(抜粋):
先端部付近を除いて弓状に湾曲し、断面が横長の楕円形状でその内に大小4つのルーメンを持つ呼吸用チューブと、該呼吸用チューブの先端部近くの周縁に設けられた下部食道を閉鎖するためのゴム状弾性体製膜又は合成樹脂製膜よりなる第1のバルーンと、呼吸用チューブの周縁で基端部側よりに設けられた咽頭を閉鎖するための合成樹脂製薄膜よりなる第2のバルーンと、該第1のバルーンと第2のバルーンを夫々膨張させるための第1のバルーン膨張用チューブ及び第2のバルーン膨張用チューブ、及び呼吸用チューブ先端に開放する吸引用チューブよりなり、呼吸用チューブは基端部側が開放され、先端側の吸引ルート以外のルーメンが閉鎖されており、第1のバルーンと第2のバルーンの間に呼吸ガス流通用側孔が複数列、特に湾曲内周側及び側面に穿設されるとともに、呼吸用チューブの第1バルーンより先端側は、湾曲せず直線状に延び、かつ、その先端部は最先端が湾曲の外周側にくるように斜めに形成されており、前記第2のバルーンが、第1のバルーンに比して長手方向及び横方向に大きく膨らんで、口腔深部から鼻咽頭腔にかけての内腔を閉塞するように形成することを特徴とする救急蘇生用食道内エアウェイ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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食道・気管の空気通路
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-112810
出願人:シェリダンキャシターコーポレーション
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咽頭腔用エアウエイ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-154142
出願人:佐藤暢, マリンクロット・メディカル・インコーポレイテッド
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特開昭59-062059
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