特許
J-GLOBAL ID:200903075081571797

自動変速機の油圧締結装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-341174
公開番号(公開出願番号):特開平11-173343
出願日: 1997年12月11日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 軸方向寸法の短縮化と加工工数及び部品点数の低減を図りながら、相対回転部材を介して軸方向油路と油室との油の受け渡しを行なう自動変速機の油圧締結装置を提供すること。【解決手段】 クラッチドラム14の内面に環状の摺動ブッシュ22を圧入し、径方向油路を、ドラムサポート13に形成した全周溝18bと、摺動ブッシュ22に形成した第1油穴18cと、クラッチドラム14に形成した第2油穴18dを有し、全周溝18bと第1油穴18cと第2油穴18dとは互いに連通する構成とし、全周溝18bを、溝底が軸方向油路18aと連通し、全周にわたる溝開口が第1油穴18cと第2油穴18dに連通する溝とし、摺動ブッシュ22の内面を、全周溝18bの両側外周面に面接触させた。
請求項(抜粋):
軸方向油路が形成された第1部材と、該第1部材とは相対回転可能で変速機軸の外側に配置された第2部材と、互いに回転摺動している第1部材と第2部材を径方向油路を介して連通させることで軸方向油路と油室との間の油の受け渡しを行なう自動変速機の油圧締結装置において、前記第2部材の内面に環状の摺動ブッシュを圧入し、前記径方向油路を、第1部材に形成した全周溝と、摺動ブッシュに形成した第1油穴と、第2部材に形成した第2油穴を有し、全周溝と第1油穴と第2油穴とは互いに連通する構成とし、前記全周溝を、溝底が軸方向油路と連通し、全周にわたる溝開口が第1油穴と第2油穴に連通する溝とし、前記摺動ブッシュの内面を、全周溝の両側外周面に面接触させたことを特徴とする自動変速機の油圧締結装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る