特許
J-GLOBAL ID:200903075882907959

油圧クラッチにおけるキャンセラーの給排油構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-160889
公開番号(公開出願番号):特開平8-028591
出願日: 1994年07月13日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 油圧クラッチのキャンセラー油室に対する油の供給及び排出を速やかに行い、エンジンの低温始動時における油圧クラッチの係合不良と、エンジンの始動後における油圧クラッチの引きずりを防止する。【構成】 トランスミッションのケーシングにサポート2が固定され、その内周にニードルベアリング5を介してメインシャフト4が相対回転自在に嵌合するとともに、その外周にクラッチハブ13が相対回転自在に嵌合する。サポート2の外周に形成された環状溝2bは一対の堰2cによって給油溝2d及び排油溝2eに区画され、油路2aから供給された油は給油溝2d及びクラッチボス13の油孔13aを介してキャンセラー油室に供給され、キャンセラー油室の油は油孔13a、排油溝2e、油路2f、ニードルベアリング5及びメインシャフト4の油路4a,4bを通って排出される。
請求項(抜粋):
回転軸(13)の外周にクラッチドラム(16)、クラッチピストン(21)及びキャンセラープレート(25)を支持し、クラッチドラム(16)及びクラッチピストン(21)間にクラッチ油室(20,24)を画成するとともにクラッチピストン(21)及びキャンセラープレート(25)間にキャンセラー油室(28)を画成してなる油圧クラッチにおいて、前記回転軸(13)の内周に嵌合する固定軸(2)の外周に形成した環状溝(2b)を堰(2c)によって給油溝(2d)及び排油溝(2e)に区画し、前記給油溝(2d)及び排油溝(2e)を回転軸(13)の周方向に配設した複数の油孔(13a)を介してキャンセラー油室(28)に連通させたことを特徴とする、油圧クラッチにおけるキャンセラーの給排油構造。
IPC (2件):
F16D 25/0638 ,  F16D 25/12
引用特許:
出願人引用 (4件)
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