特許
J-GLOBAL ID:200903075084936575
無段変速装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小山 武男
, 中井 俊
, 小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-001105
公開番号(公開出願番号):特開2004-211836
出願日: 2003年01月07日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】入力軸1を回転させたまま出力軸39aを停止若しくは極低速で回転させた状態で、この出力軸39aのトルク変動を抑える。【解決手段】油圧式の押圧装置23aにより、入力側、出力側両ディスク2、5aの内側面とパワーローラ6の周面とにより構成されるトラクション部の面圧を確保する。出力軸39aが停止若しくは極低速で回転する際には、上記押圧装置23aの発生する押圧力を低くする。この結果、上記トラクション部のクリープ率が高くなり、上記出力軸39aに伝達されるトルクを低く抑えて、上記課題を解決できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力軸と、出力軸と、トロイダル型無段変速機と、複数の歯車を組み合わせて成る歯車式の差動ユニットと、このトロイダル型無段変速機の変速比の変更を制御する為の制御器とを備え、
このトロイダル型無段変速機は、上記差動ユニットの第一の入力部と共に上記入力軸により回転駆動される入力側ディスクと、この入力側ディスクと同心に、且つ、この入力側ディスクに対する相対回転を自在として支持され、上記差動ユニットの第二の入力部に接続された出力側ディスクと、これら両ディスク同士の間に挟持された複数個のパワーローラと、これら両ディスクを互いに近づけ合う方向に押圧する油圧式の押圧装置とを備えたものであり、
上記差動ユニットは、上記第一、第二の入力部同士の間の速度差に応じた回転を取り出して上記出力軸に伝達するものであり、
上記制御器は、次の▲1▼▲2▼の機能を有するものである無段変速装置。
▲1▼ 上記トロイダル型無段変速機の変速比を調節して上記差動ユニットを構成する複数の歯車の相対的変位速度を変化させる事により、上記入力軸を一方向に回転させた状態のまま上記出力軸の回転状態を、停止状態を挟んで正転及び逆転に変換自在とする機能。
▲2▼ 車両が停止若しくは極低速走行時に上記押圧装置が発生する押圧力を、通常走行時に発生する押圧力に比べて小さくする機能。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (17件):
3J051AA04
, 3J051AA08
, 3J051BA03
, 3J051BB02
, 3J051BD02
, 3J051BE09
, 3J051CA05
, 3J051CB07
, 3J051EA08
, 3J051EB01
, 3J051FA02
, 3J062AA18
, 3J062AB35
, 3J062AC03
, 3J062BA35
, 3J062CG38
, 3J062CG82
引用特許:
審査官引用 (2件)
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無段自動変速機の制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-050504
出願人:日産自動車株式会社
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車両用無段変速装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-226736
出願人:本田技研工業株式会社
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