特許
J-GLOBAL ID:200903075115049955

レーダ装置とその信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-175264
公開番号(公開出願番号):特開2006-349471
出願日: 2005年06月15日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】観測対象の速度分布のばらつきが大きい場合でも、高い精度で観測対象の速度を算出する。【解決手段】パルス繰り返し周波数(PRF)を切り替え可能なレーダ装置にあって、レーダエコーから観測される速度スペクトルをそれぞれ位相差ベクトルに変換する。そして、PRFごとの位相角が観測対象のドップラ速度に比例するということに基づいて、それぞれのPRFの位相差ベクトルにより得られる位相角を基準値であるPRFに基づく値に補正するようにする。これによりPRFによらず速度算出に係る受信データを統一的に扱えるようにし、より多くの受信データを用いてターゲットのドップラ速度を算出するようにする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
パルス繰り返し周波数に基づいてレーダパルスを繰り返し送信しレーダエコーを受信する送受信部と、 前記パルス繰り返し周波数を複数の周波数の中から選択的に切り替える切替手段と、 前記レーダエコーから観測される速度スペクトルに基づいてターゲットの速度を算出する信号処理部と を具備し、 前記信号処理部は、 前記パルス繰り返し周波数ごとに前記速度スペクトルを位相差ベクトルに変換する変換手段と、 前記位相差ベクトルから求められる位相角が前記ターゲットの速度に比例することに基づいて、前記パルス繰り返し周波数の一つを基準にして、前記パルス繰り返し周波数の位相差ベクトルを、基準のパルス繰り返し周波数に相当する位相差ベクトルに補正する補正手段と、 前記補正された位相差ベクトルを含む複数の位相差ベクトルを合成し、前記合成された位相差ベクトルから前記ターゲットの速度を算出する算出手段と を備えることを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/50 ,  G01S 7/292
FI (2件):
G01S13/50 Z ,  G01S7/292 D
Fターム (10件):
5J070AB02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD01 ,  5J070AE13 ,  5J070AH31 ,  5J070AH34 ,  5J070AH35 ,  5J070AK04 ,  5J070AK22 ,  5J070BA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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