特許
J-GLOBAL ID:200903057403811570
レーダ装置とその信号処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (8件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 峰 隆司
, 福原 淑弘
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-044152
公開番号(公開出願番号):特開2006-226955
出願日: 2005年02月21日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】折り返し補正ミスを低減できるようにし、これによりターゲットの速度を高精度かつ高い信頼性で算出することの可能なレーダ装置とその信号処理方法を提供すること。【解決手段】PRFを切り替え可能なレーダ装置にあって、PRFごとの位相回転量がターゲットのドップラー速度(PRF)に比例するということに基づいて、受信したパルスエコーの位相回転量を基準値であるPRFに基づく値に、複数の折り返し条件で補正する。これにより得られた補正位相角データに基づく速度ベクトルをベクトル合成し、その絶対値が最大となる状態を、速度折り返しの発生状態として採用するようにした。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
レーダパルスを送信しレーダエコーを受信する送受信部と、
前記レーダパルスのパルス繰返し周波数を基準値に対して段階的に切り替える切替手段と、
前記レーダエコーから観測される位相角データに基づいてターゲットの速度を算出する信号処理部とを具備し、
この信号処理部は、
前記レーダエコーの位相回転量が前記ターゲットの速度に比例し前記パルス繰返し周波数に反比例することに基づいて、前記基準値と異なるパルス繰り返し周波数のもとで送信されたレーダパルスに基づくレーダエコーの位相角データを基準値のパルス繰り返し周波数における観測値に相当する値にそれぞれ補正することにより、前記複数のパルス繰り返し周波数ごとの速度折り返しの発生状態に対応する複数の条件ごとに前記基準値のパルス繰り返し周波数に基づいて補正位相角データを算出する補正手段と、
前記複数の条件ごとに前記パルス繰り返し周波数ごとに算出される補正位相角データに基づいて、前記ターゲットの速度ベクトルを当該複数の条件ごとに当該パルス繰り返し周波数ごとに算出する算出手段と、
前記パルス繰り返し周波数ごとに算出された速度ベクトルを前記複数の条件ごとに互いにベクトル合成し、合成されたベクトルの絶対値に基づいて前記速度折り返しの発生状態を検証する検証手段とを備えることを特徴とするレーダ装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (9件):
5J070AB02
, 5J070AC06
, 5J070AD01
, 5J070AH31
, 5J070AH34
, 5J070AJ10
, 5J070AK04
, 5J070AK22
, 5J070BA01
引用特許:
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