特許
J-GLOBAL ID:200903075204834941

ハイブリッド車両のエンジン始動応答改善装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 杉村 興作 ,  徳永 博 ,  岩佐 義幸 ,  藤谷 史朗 ,  来間 清志 ,  冨田 和幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-260631
公開番号(公開出願番号):特開2007-069804
出願日: 2005年09月08日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】電気走行(EV)モードからハイブリッド(HEV)モードへの切り換え時におけるエンジン始動の応答性を改善する。【解決手段】アクセル開度APOの増大に対応した到達目標駆動力tFo0に基づく過渡目標駆動力tFoに追従するよう駆動力制御が行われる。APOの増大時t1に、tFo0をEVモードで達し得ないことでEV→HEV指令が発せられる。t1より、目標トルク容量tTc1の漸増で第1クラッチが締結進行される。t1以後目標モータトルクtTmは目標駆動力tFo分+Tc1にされ、t2より第2クラッチがスリップ回転ΔNc(=Nm-Ni)を生ずると共にエンジンがクランキングにより回転数Neを上昇される。ところで、EV中に目標第2クラッチ伝達トルク容量tTc2をtFo対応値にしておくため、EV→HEV切り換え時t1にtTc2を、完全締結時トルク容量Tc2maxからtFo対応値に低下させる必要がなく、その分第2クラッチのスリップ開始およびエンジンのクランキング開始を早めてエンジン始動応答を改善し得る。【選択図】図15
請求項(抜粋):
動力源としてエンジンおよびモータ/ジェネレータを具え、これらエンジンおよびモータ/ジェネレータ間に伝達トルク容量を連続的に変更可能な第1クラッチを介在させ、モータ/ジェネレータおよび駆動車輪間に伝達トルク容量を連続的に変更可能な第2クラッチを介在させ、 エンジンを停止させ、第1クラッチを解放すると共に第2クラッチを締結することによりモータ/ジェネレータからの動力のみによる電気走行モードを選択可能で、第1クラッチおよび第2クラッチを共に締結することによりエンジンおよびモータ/ジェネレータの双方からの動力によるハイブリッド走行モードを選択可能で、電気走行モードからハイブリッド走行モードへのモード切り換え時における第1クラッチの締結進行を介したエンジン始動中、第2クラッチの伝達トルク容量を低下させておくようにしたハイブリッド車両において、 前記電気走行モードへの移行時に、第2クラッチの伝達トルク容量を、伝達すべき駆動力に対応したトルク容量まで低下させ、電気走行モードの選択中、第2クラッチの伝達トルク容量を、この低下させたトルク容量に保つようにした第2クラッチ締結制御手段を設けたことを特徴とする、ハイブリッド車両のエンジン始動応答改善装置。
IPC (7件):
B60W 10/02 ,  B60W 20/00 ,  B60L 11/14 ,  B60W 10/08 ,  B60K 6/04 ,  F16D 48/02 ,  B60W 10/06
FI (7件):
B60K6/04 360 ,  B60L11/14 ,  B60K6/04 320 ,  B60K6/04 530 ,  B60K6/04 730 ,  F16D25/14 640S ,  B60K6/04 310
Fターム (20件):
3J057AA09 ,  3J057BB03 ,  3J057GA16 ,  3J057GA62 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PI24 ,  5H115PI29 ,  5H115PO02 ,  5H115PO06 ,  5H115PO09 ,  5H115PU08 ,  5H115PU25 ,  5H115PV09 ,  5H115QE20 ,  5H115RE13 ,  5H115TE02 ,  5H115TI02 ,  5H115TO21
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
  • 電動機付車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-026451   出願人:三菱自動車工業株式会社

前のページに戻る