特許
J-GLOBAL ID:200903075249979690

生産計画方法、生産計画装置、物品の生産方法及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-243197
公開番号(公開出願番号):特開平10-138101
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】最適解を失う可能性を低減し、効率的な生産計画を得る。【解決手段】 各品種の生産要求量と各設備の稼働可能時間を制約条件として設定し(ステップ100)、所定の継続条件が成立しない場合、資源配分演算を行う(ステップ104)。この演算では、設定された制約条件化で品種毎設備毎の最小生産時間及び最大生産時間を演算する。次に、最小生産時間及び最大生産時間から生産工程のノウハウ(継続性、段取り回数)に基づいて品種と設備の候補、及び生産時刻を選定する(ステップ106)。そして、候補が選定されたことにより制約条件が変わるので該制約条件を更新設定する(ステップ108)。そして、継続条件が成立しなくなるまで上記工程を繰り返す。このようにノウハウを用いて順序付けを行いながら資源配分を行うようにしたので、最適解を失う可能性を低減させ、効率的な生産計画を得ることができる。
請求項(抜粋):
複数の品種を各々一定の生産能力を有する複数の設備で生産する際の生産計画を行う生産計画装置であって、目標とする各品種の生産要求量及び各設備の稼働可能時間から求めた各品種の残り生産要求量及び各設備の残り稼働可能時間を、制約条件の初期条件として設定する初期設定手段と、設定された制約条件下で、各品種を各設備で生産する際に可能となる最小生産時間及び最大生産時間を品種毎設備毎に演算する資源配分演算手段と、前記資源配分演算手段により演算された品種毎設備毎の最小生産時間と最大生産時間とに基づいて、品種と設備の候補及び該候補の生産開始時刻から該品種を該設備で生産する際の生産時間を選定する生産順序決定手段と、前記生産順序決定手段により選定された候補及び生産時間に基づいて各品種の残り生産要求量及び各設備の残り稼働可能時間を更新し、更新された各品種の残り生産要求量及び各設備の残り稼働可能時間を制約条件として設定する制約条件更新手段と、前記制約条件更新手段により更新設定された制約条件下での前記資源配分演算手段による演算、前記生産順序決定手段による候補と生産時間の選定、及び前記制約条件更新手段による制約条件の更新を、すべての品種の残り生産要求量が無くなるか又はすべての設備の残り稼働可能時間が無くなるまで継続させる制御手段と、を備えたことを特徴とする生産計画装置。
IPC (3件):
B23Q 41/08 ,  G05B 15/02 ,  G06F 17/60
FI (3件):
B23Q 41/08 A ,  G05B 15/02 Z ,  G06F 15/21 R
引用特許:
審査官引用 (2件)

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